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言葉の森新聞2020年3月1週号 通算第1601号 枝 0 / 節 1 / ID 印刷設定:左余白12 右余白8 上下余白8
  ■1.【重要】3月1週は次学期の進度の参考試験
  ■2.森オンラインクラス案内を改訂――子供たちが主体的に参加する教室を
  ■3.読解問題の解き方の例「浦島太郎はなぜ亀を助けたのか」
  ■4.「小学校最後の3年間で本当に教えたいこと、させておきたいこと」3月6日発売予定 (再掲)
  ■5.「小学校最後の3年間で本当に教えたいこと、させておきたいこと」の「はじめに」
 
言葉の森新聞
2020年3月1週号 通算第1号

https://www.mori7.com/mori

森新聞
枝 1 / 節 2 / ID
1.【重要】3月1週は次学期の進度の参考試験
枝 4 / 節 3 / ID 29669
 3.1週は、これまでの2ヶ月間の勉強の実力を見て、次の学期からの進度の参考にする実力試験として行います。
 ただし、今学期から受講を開始された方は、実力試験の結果にかかわらず原則として自動進級します。
【課題】 課題はその週の作文又は感想文の課題です。
【評価】 課題フォルダの構成・題材・表現・主題の★印と字数が全部できていることが評価の基準になります。(表現の項目などで二つ以上の項目が指定されている場合はどちらかができていればその項目は◎です)。
 キーワードと字数が採点の基準ですので、指定された字数以上で必要な項目が全部入る作文を書いてください。項目を入れたところには、項目マークを必ず書いておいてください。
【時間】 時間制限はありませんが、参考のためにかかった時間を作文用紙に記録しておいてください。時間は、課題を見てから書き終えるまでの時間です。
【締切】 作文実力試験の提出締切は、8日ポスト投函までです。
枝 6 / 節 4 / ID 29670
作者コード:
2.森オンラインクラス案内を改訂――子供たちが主体的に参加する教室を 枝 4 / 節 5 / ID 29671
 森オンラインクラス案内を改定しました。
 言葉の森のオンラインクラスは、2013年頃から始めたものですからそれなりの歴史がありますが、すべて新しい取り組みとして始めたものなので、生徒のやりやすさを考慮して何度かやり方を改定しました。

 オンラインクラスに参加する場合は、ズームに接続することから始まって、Googleフォトにアップロードするとか、共有リンクを掲示板に張り付けるとか、ほとんどの人にとって初めてのことが多かったので、体験学習の時の説明も長い時間がかかりました。

 そこで、いろいろな説明を、文章だけでなく動画でも分かりやすく示すために、今回、合計約1時間の動画集を作成しました。

 オンラインの作文読解クラス、創造発表クラス、自主学習クラスなどに関心をお持ちの方は、この動画をごらんください、。

 現在、オンラインクラスに参加している生徒は、作文読解クラス約90名、創造発表クラス約30名、自主学習クラス約40名で、言葉の森の生徒全体からすればまだ一部ですが、将来はほとんどの人がこのオンラインクラスで勉強するようになると思っています。

 オンラインクラスの特徴は、単にオンラインで勉強するだけでなく、5、6人の少人数で生徒どうしの参加と交流を重視していることです。
 勉強の中身だけでなく、勉強を通しての友達関係が作れるといいと思っています。

 例えば、毎回行う読書紹介では、「○○さんが読んでいた本が面白そうだったので私も読んでみた」というような話が時々あります。

 子供たちどうしの自然な主体的参加意識を育てるように運営したいと思っています。

▼森オンライン案内
https://www.mori7.com/teraon/
枝 6 / 節 6 / ID 29672
作者コード:
3.読解問題の解き方の例「浦島太郎はなぜ亀を助けたのか」 枝 4 / 節 7 / ID 29673
 読解問題の解き方のコツは、一般論として問題を考えるのではなく、その問題文の中だけの話として問題文を考えることです。

 (1)問題文に書かれている範囲で、(2)必ずしもそうとは言えないものがあるとすれば、(3)それは○ではないという3つのことを同時に考えて選択します。

 そのためには、問題文と選択肢を厳密に読む必要があります。
 逆に言えば、このように厳密に読むことができれば、国語の読解問題は誰でも100点に近い点数を取れるようになります。

 わかりやすい話で、例を挙げてみます。

 問題文に、浦島太郎の話が書いてあり、「太郎は亀を助けました。」とだけ書いてあったとします。
 設問の選択肢が、「太郎は、亀がかわいそうなので助けました。○か×か」となっていた場合、(1)これは問題文の範囲においては、(2)必ずしもかわいそうだと思ったと言えるわけではないので、(3)○とは言えないから×だと考えるのです。

 世間の常識や自分の常識に照らし合わせて設問を考えるのではなく、問題文に書かれてる範囲において、必ずしもそうは言えないというものは○ではないという考え方をするということです。
 これが厳密に読むということです。

 通常の国語の問題では、大体のことが読めていれば正解になります。
 しかし、例えば大学入試センター試験では、点数の差をつけるための試験という性格を持っていますから、問題文を緻密に読むことが要求されます。
 逆に言えば、そういう読み方をすることで、文章を深く読み取る力がついてきます。

 読解検定は、点数が出ますが、大事なことはいい点を取ることではありません。
 間違えたところの理由を考えて自分なりに納得することが最も大事です。

 読解検定の問題に関する質問は、26.●国語の丘の方に入れておいてください。
枝 6 / 節 8 / ID 29674
作者コード:
4.「小学校最後の3年間で本当に教えたいこと、させておきたいこと」3月6日発売予定 (再掲) 枝 4 / 節 9 / ID 29675
 新しい本が3月6日に出ます。
 「小学校最後の3年間で本当に教えたいこと、させておきたいこと」(中根克明著 すばる舎)です。

 この本の中の、おすすめする本の紹介にご協力いただいたみなさんありがとうございました。

 小学4年生になると、それまで素直にお父さんお母さんの言うことを聞いていた子供たちが、急に自分の主張も言うようになり、親の言うこと何でもそのまま素直に受け入れるということが少なくなります。
 学校の勉強も、小学5年生から急に考える要素が増え、国語も算数も難しいものになってきます。
 将来の進路の選択を考えるのもこの時期です。
 また、子供どうしの関係も、次第に複雑になり、さまざまなトラブルが生まれてくることもあります。
 これらは、すべて子供の成長過程で表れてくることなので、今の状態を見るだけでなく、先の見通しの中で考えていくことが大事です。

 小学4・5・6年生の子供たちの勉強や生活について、中根がこれまで多くの子供たちと接してきた経験の中で考えたことを、この時期の子供たちへの対応の仕方として、この本の中でわかりやすく説明しています。

 現在、この本「小学校最後の3年間で本当に教えたいこと、させておきたいこと」(すばる舎)の予約を受付中です。

 3月までに、本の予約又は注文をされた方には、「小冊子『暗唱の効果と方法』」「暗唱検定用の暗唱文集(初段)」などをお送りさせていただきます。
(海外の方には、それらに相当するものをメールで送お送りさせていただきます。)
(「読書の好きな子になる庭」のFBや掲示板などで、図書の紹介にご協力いただいた方には、併せて別途お礼をお送りさせていただきます。)

 予約又は注文された方は、ホームページのフォームからご連絡ください。
https://www.mori7.com/jform_pre.php?f=spp202003
 また、本書を読まれたあと、自由にレビューをを書いていただけるとありがたいです。


 
枝 6 / 節 10 / ID 29676
作者コード:
5.「小学校最後の3年間で本当に教えたいこと、させておきたいこと」の「はじめに」 枝 4 / 節 11 / ID 29677
 3月6日から、「小学校最後の3年間で本当に教えたいこと、させておきたいこと」が発売されます。
(長い書名ですが。)

 すでに本のご予約をいただいたみなさん、ありがとうございました。

 本の予約又は購入された方は、ウェブでお知らせくださるようお願いいたします。
https://www.mori7.com/jform_pre.php?f=spp202003

 この本の「はじめに」の部分を紹介させていただきます。
 小学生のお子様をお持ちの方には、勉強面、生活面で参考になる話が数多く載っていると思います。

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 前著、「小学校最初の3年間で本当にさせたい『勉強』」は、おかげさまで多くの方にお読みいただき、子育ての基本を考える際の参考になったとの声をいただきました。
 小学1、2、3年生は、読書、対話、遊び、自主的な生活が中心で、詰め込みの勉強は必要ないと書きました。その考えは今も変わりません。
 しかし、小学4、5、6年生になると、嫌でも子供の勉強面でのさまざまな問題に気がつくようになり、それに合わせて子供の将来の進路も考えなければならなくなります。
 ところが、小学4年生からのころから、子供は急に親から自立する気持ちを持つようになり、小学3年生のころまでの素直に言うことを聞いていた時期とは違って、親の言うことを素直に聞かなかったり反発したりするようになります。

 私は、これまで30数年間、主に作文の学習を通して子供たちの成長の様子を見てきました。小学4年生のころのミニ反抗期、小学5年生から急に難しくなる勉強、」小学6年生で直面する今後の進路など、多くの事例に接して、自分なりにいろいろな対策を考え提案してきました。
 この本には、この小学4、5、6年生の子供たちが共通して遭遇する問題を、ほぼすべての分野にわたって取り上げています。
 私の考えが、必ずしも最善のものとは言えませんし、中には、かなり私の主観が入っている話もあると思います。
 しかしそれでも、この本は、小学4、5、6年生の子供たちの勉強や生活で悩むお母さんやお父さんの助けになるのではないかと思います。

 私の考え方の基本は、子供の成長はできるだけ遠くまで見て考えようということです。
 そして、遠くまで見て考えると、今問題と思われているほとんどのことは「大丈夫」なのです。
 いろいろ問題があっても結局は大丈夫という考え方に立てば、子育てはずっと楽で、むしろ親自身も成長できるもっと楽しいものになるはずです。
 そして、子供が成長すると同時に、親もまた子育てのさまざまな問題を乗り越えるたびに成長していくのです。

 これから、世の中は大きく変わります。
 どこの学校に進学しようが、どこの会社に就職しようが、あるいはどのような資格を取ろうが、子供が社会に出て活躍する十年後二十年後にも確実だと言えるものは何もありません。
 「少なくとも○○だけは安心だろう」と言う人がいるかもしれませんが、十年後、二十後は、その○○さえも危ういのです。(○○には、何を入れてもいいと思います。)
 しかし、ひとつだけ確実なものがあります。それは、子供の自主性、創造力、思考力、共感力を育てておくことです。
 どのような社会になっても明るくたくましく生きていく力をつけておくということがこれからの教育の目的です。
 そのためには、外見の明るさやたくましさだけではなく、世の中に新しいものを創造し、世の中に貢献し、自分自身も常に新しいものを工夫して生きていく力をつけることです。

 このような未来を見据えた子育てのできる場所は、学校でも、塾でも、他の何らかの教育機関でもなく、家庭です。
 この本が、そういう家庭におけるお父さんお母さんの子育てにの助けになるだろうことを心から期待しています。

 この本をまとめるにあたり、ホームページやFacebookページをご覧いただいている方、言葉の森の保護者の方、言葉の森の講師、そして、私の知人や家族などに、図書のリストをはじめとして多くの参考になる意見を聞かせていただきました。
 また、すばる舎の水沼様には、多忙な中、言葉の森のサマーキャンプにも参加していただき、本の内容について多くのアドバイスをいただきました。
 心よりお礼申し上げます。

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枝 6 / 節 12 / ID 29678
作者コード:
枝 6 / 節 13 / ID 29679
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枝 6 / 節 14 / ID 29680
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枝 6 / 節 15 / ID 29681
作者コード:
枝 6 / 節 16 / ID 29682
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枝 6 / 節 17 / ID 29683
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枝 6 / 節 18 / ID 29684
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枝 6 / 節 19 / ID 29685
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枝 6 / 節 20 / ID 29686
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枝 6 / 節 21 / ID 29687
作者コード:
枝 6 / 節 22 / ID 29688
作者コード:
枝 6 / 節 23 / ID 29689
作者コード:
枝 9 / 節 24 / ID 29689
 
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