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言葉の森新聞2018年11月4週号 通算第1540号 枝 0 / 節 1 / ID 印刷設定:左余白12 右余白8 上下余白8
  ■1.【重要】教室移転のため、11月27・28日は電話受付ができません
  ■2.【重要】12月1週は次学期の進度の参考にする実力試験
  ■3.11月23日(金)は休み宿題
  ■4.11月29日(木)、30日(金)は休み
  ■5.第4週は清書。幼稚園生は作文
   ●1.清書の意義と方法
   ●2.清書の投稿
   ●3.小学生新聞の投稿先
  ■6.4週目の読解問題(小1以上)
  ■7.小1からの暗唱練習で、国語力も作文力もつく
  ■8.小学生の新しい英語の勉強法
  ■9.読書力がつく寺子屋オンラインの読書紹介
 
言葉の森新聞
2018年11月4週号 通算第1540号

https://www.mori7.com/mori

森新聞
枝 1 / 節 2 / ID
1.【重要】教室移転のため、11月27・28日は電話受付ができません 枝 4 / 節 3 / ID 28136
 言葉の森事務局の移転のため、11月27日(火)と28日(水)は電話受付ができません。
 お急ぎの場合は、下記の電話番号にお願いします。
■080-6523-5004
■080-2027-3953

 また、11月の第4週、22日からの一週間、通学教室はお休みとなります。
枝 6 / 節 4 / ID 28158
作者コード:
2.【重要】12月1週は次学期の進度の参考にする実力試験 枝 4 / 節 5 / ID 28137
 12.1週の授業は、今学期の勉強の実力を見て、次の学期からの進度の参考にする実力試験として行います。
 ただし、今学期中に受講を開始された方については、この試験の結果にかかわらず原則として自動進級となります。
【課題】 課題は12.1週の作文又は感想文の課題です。
【評価】 課題フォルダの構成・題材・表現・主題の★印と字数が全部できていることが評価の基準になります。(表現の項目などで二つ以上の項目が指定されている場合は、どちらかができていればその項目は◎になります)
 キーワードと字数が採点の基準ですので、指定された字数以上で、必要な項目が全部入るように作文を書いてください。また、項目を入れたところには、項目マークを必ず書いておいてください。
【時間】 時間制限はありませんが、参考のためにかかった時間を作文用紙に記録しておいてください。時間は、課題を見てから書き終えるまでの時間です。
【締切】 作文実力試験の提出締切は、12月8日消印までです。
枝 6 / 節 6 / ID 28159
作者コード:
3.11月23日(金)は休み宿題 枝 4 / 節 7 / ID 28138
 11月23日(金)は、休み宿題です。先生からの電話はありませんが、その週の課題を自宅で書いて提出してください。
 先生からの説明を聞いてから書きたいという場合は、別の日に教室までお電話をして説明をお聞きください。(平日9時~19時50分、土曜9時~11時)
 電話の説明を聞かずに自分で作文を書く人は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考にしてください。
 課題の説明の動画「授業の渚」 http://www.mori7.com/nagisa/
 オープン教育の掲示板「森の予習室」にも、学年別の予習のヒントが載っています。
枝 6 / 節 8 / ID 28139
作者コード:
4.11月29日(木)、30日(金)は休み 枝 4 / 節 9 / ID 28140
 11月29日(木)、30日(金)は、第5週でお休みです。先生からの電話はありません。振替授業もお休みです。 枝 6 / 節 10 / ID 28141
作者コード:
5.第4週は清書。幼稚園生は作文 枝 4 / 節 11 / ID 28142
 幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。
 小学1年生以上の生徒は、清書を行います。
 清書をしたあと、時間に余裕のある場合は読解問題をしてください。
枝 6 / 節 12 / ID 28143
作者コード:
 
枝 61 / 節 13 / ID 28144
1.清書の意義と方法 枝 5 / 節 14 / ID 28145
 清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。
 内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。

 書き直すときは、次の点に留意してください。
(1)漢字で書けるところは漢字で書く。
(2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。
(3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。
(4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。
枝 6 / 節 15 / ID 28146
作者コード:
2.清書の投稿 枝 5 / 節 16 / ID 28147
 清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。
 手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。
 新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名とふりがな(6)学校所在地(町村名までで可)など。

 投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
 同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。
枝 6 / 節 17 / ID 28148
作者コード:
3.小学生新聞の投稿先 枝 5 / 節 18 / ID 28149
■104-8433東京都中央区築地3-5-4 朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係
■100-8051(住所はいりません 毎日小学生新聞「さくひん」係(600字以内)
※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。
枝 6 / 節 19 / ID 28150
作者コード:
6.4週目の読解問題(小1以上) 枝 4 / 節 20 / ID 28151
 小1以上の生徒には、課題フォルダに、4週目の長文をもとにした読解問題を2問載せています。時間のある人は取り組んでください。
 読解マラソンのページには、全8問の問題とそれに対応した長文がありますが、問題数をしぼり問7と問8の2問だけにしているのは、じっくり解いて満点にすることが目標だからです。
 問1~6も含めた全問を解きたい方は、「問題のページ」で長文と問題をごらんください。
 ただし、その場合も、当てずっぽうで全部解くのではなく、必ず全問正解になることを目標に解くようにしてください。
http://www.mori7.com/marason/ki.php
枝 6 / 節 21 / ID 28152
作者コード:
7.小1からの暗唱練習で、国語力も作文力もつく 枝 4 / 節 22 / ID 28153
 暗唱検定に合格する生徒が増えています。
 今は、発表学習クラスで、暗唱の発表をすることもできるので、友達と励まし合いながら自然に暗唱の習慣がつくようになっています。

 この暗唱が最もやりやすい年齢は、小1から小2にかけてです。
 実は、暗唱は年齢にはあまり関係なく、やり方さえ正しければ誰でもできるのですが、学年が上がると意識的に覚えようと思い、かえってできなくなることが多いのです。

 だから、低学年から暗唱のコツを身につけておけば、そのまま学年が上がっても暗唱練習を続けることができるようになります。
枝 6 / 節 23 / ID 28154
作者コード:
 
枝 61 / 節 24 / ID 28155
 小4からは英語の暗唱も選択できるので、国語力、作文力だけでなく、英語力もつくようになります。

 暗唱ができるようになると、文章をまるごと理解する力がつきます。
 難しい言葉があっても、それを音読で読めるようにするだけで、文章全体が理解できるようになるのです。
 これがもし暗唱ではなく、言葉の意味を理解して、文章の内容を理解するような勉強であったら、退屈で続けられる人はほとんどいなくなります。
 どんなに難しい言葉があっても、すらすら音読できるようになると、全体の内容がおぼろげながらわかってきます。
 国語の力をつけるためには、この「全体がわかる」ということが最も大事です。

 また、文章を音読していると、文章のリズム感がついてくるので、作文にもそのリズム感が生きてきます。
 こういう効果のある暗唱の練習がまだそれほど広がっていないのは、今の親の世代で子供の頃に暗唱の練習をした人がほとんどいないからだと思います。
 だから、子供の暗唱練習と合わせて、親も一緒に暗唱の練習をすれば、家庭でも無理なく暗唱が続けられると思います。

▽参照記事
「国語力だけでなく、学力全体がぐんぐん伸びる、小1からの日本語暗唱入門」
 https://www.mori7.com/index.php?e=2905#e2905
枝 6 / 節 25 / ID 28156
作者コード:
8.小学生の新しい英語の勉強法 枝 4 / 節 26 / ID 28160
 英語の勉強が、小学生の段階から本格的に始められるようになります。
 しかし、これまで中学生になってから始めていた英語の勉強を、同じように小学生の頃から始めるというのでは工夫がありません。

 中学生は、文法的な知識をもとにした英語の勉強をします。
 小学生は、文法の知識以前にもっと身体感覚的な英語の勉強をしていく必要があります。
 それが英語の暗唱です。

 言葉の森では、前の記事にもある通り、日本語の暗唱検定試験を行っています。
 この暗唱検定の最初の文章は宮沢賢治の「雨ニモマケズ」ですから、誰でも多少は聞いたことがあるのですぐに暗唱できるようになります。

 暗唱検定の級が進み、途中から古事記の一部が暗唱に出てくるようになると、中には初めて聞くような神様の名前が次々と出てくる文章にになります。
 しかし、暗唱に慣れた生徒は、それをいとも簡単に暗唱できるようになってしまうのです。

 言葉の勉強は、知識の勉強よりも前に、運動感覚的な慣れのようなものが必要です。
 英語の場合も、文法的な理屈を通して理解するのは中学生から上の段階であって、小学生まではもっと感覚的に身につけていく土台が必要なのです。
 英語の文章の流れに慣れるという意味で、英語の暗唱は小学生段階で最初に取り組んでいく勉強になると思います。

 言葉の森では、以前アメリカの出版社の英語の教材をもとに、希望する生徒に暗唱の練習を行っていました。
 ところが、最近、日本でも子供向けの優れた英語の教材とその音声ファイルがそろうようになりました。

 そこで、現在日本語の暗唱検定の5級が終わった生徒は、英語の暗唱も選択できるようにしています。
 この英語の暗唱の音声は、その出版社のホームページからダウンロードして聞くことができます。

「暗唱のよさはわかるが、家でやらせるのは難しい」と思われるお母さん方は多いと思います。
 その場合は、寺子屋オンラインの少人数クラスに参加すれば、すぐに暗唱ができるようになります。
枝 6 / 節 27 / ID 28161
作者コード:
 
枝 61 / 節 28 / ID 28162
 ただし、現在、寺子屋オンラインはクラスの再編成を行っていますので、その受け入れ体制が整いましたら、また改めて募集を行う予定です。

▽英語暗唱のページ
https://www.mori7.com/teraon/tanngenn_eiann.php

 小学生時代に暗唱力をつけておけば、国語だけでなく、数学も、英語も、勉強的なことはどれも簡単にできるようになります。
 それは、今の受験勉強のほとんどは、記憶力でカバーできるからです。
 そして、人間は、もっと大事な創造力を発揮することに時間を費やしていくべきなのです。
 よく、「思考力を問う問題」などと言われるものがありますが、その対策は、解き方のパターンを覚えることだけです。これからの子供たちは、そういうところに力をいれるのではなく、もっと自分らしい考えを深めることに力を入れていくことです。
 だから、暗唱と創造は、ひとつのセットとして取り組んでいく勉強なのです。
枝 6 / 節 29 / ID 28163
作者コード:
9.読書力がつく寺子屋オンラインの読書紹介 枝 4 / 節 30 / ID 28164
 読書は、読解力の土台です。
 読む力のある子は、毎日必ずと言っていいほど本を読んでいます。
 読まないのは、風邪などで休んだときだけで、それ以外はいつも本を読んでいるのです。

 この読む力が、学力の本質です。
 読む力の周辺に、さまざまな教科の学力がついてきます。
 だから、高学年になって成績が上がるのは、本を読む習慣のある子なのです。

 そして、読書力を最も伸ばす必要があるのが、この小学校高学年の時期からの読書です。
 それは、高学年になると、抽象的な語彙を理解する力がついてくるからです。

 では、小学校高学年からの読書力は、どう伸ばしたらいいのでしょうか。
 その答えのひとつが、子供たちの読書紹介です。

 寺子屋オンラインで、作文や発表の勉強をしたあと、子供たちが思い思いに読書紹介をします。
 低中学年のうちは、自分のことが中心で、ほかの人が紹介した本に関心を示すことはあまりありません。
 しかし、高学年になると、ほかの人の読んでいる本に関心を持つようになります。
 そして、誰かが自分の知らない難しい本を読んでいると、その本を図書館などで探して読んでみたくなるのです。

 寺子屋オンラインでは、読書紹介のほかに、勉強のあとの空き時間を利用して暗唱発表を行っています。
 この暗唱発表の効果が特にあるのが、小学校低中学年の子供たちです。
 ほかの子の暗唱を聞いていると、自分も暗唱をしてみたくなるのです。
 もちろん、高学年の子供たちにも暗唱をしている子はたくさんいます。

 寺子屋オンラインは、もともとの作文や発表の勉強のほかに、読書や暗唱などいろいろな副産物があることがわかってきました。
 今後、授業の曜日時間帯を大幅に増やして、希望する人は誰でもすぐに参加できるようにしていく予定です。

 経済学者の森嶋通夫さんが、「なぜ日本は没落するか」という本の中で、自分の高校生時代を回想しています。
 森嶋さんの考える力を伸ばしてくれたのは、高校や大学の先生よりも、高校時代の寺田君という仲のよい友達だったというのです。
 学年が上がるにつれて、学力は、よい先生やよい教材によってではなく、よい友達によってついていくのだと思います。
枝 6 / 節 31 / ID 28165
作者コード:
枝 9 / 節 32 / ID 28165
 
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