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言葉の森新聞2016年4月2週号 通算第1414号 枝 0 / 節 1 / ID 印刷設定:左余白12 右余白8 上下余白8
  ■1.【重要】暗唱検定4月22日~28日
  ■2.言葉の森で春の遠足合宿を行いました
  ■3.合格情報  
  ■4.小1読書感想クラブを企画中
  ■5.日本発の未来の教育(5)
  ■6.日本発の未来の教育(6)
 
言葉の森新聞 2016年4月2週号 通算第1414号

https://www.mori7.com/mori/

森新聞
枝 1 / 節 2 / ID
1.【重要】暗唱検定4月22日~28日 枝 4 / 節 3 / ID 24057
 暗唱検定を下記の要領で行います。
●日時
 4月22日(金)~28日(木)
 平日9:00~19:50土曜9:00~11:30でご希望の時間約10分間
●対象の級
 5級の長文合計約3,000字( http://www.mori7.com/mine/as2.php
 雨ニモマケズ/小諸なる古城のほとり/漢詩/大学/春はあけぼの/学問のすすめ。
 題名や作者名は読む必要はありません。
●評価基準(時間・正確性)
 制限時間6分以内、読み間違い1箇所以内。
●方法
 skypeのビデオ通話で検定委員の先生とマンツーマンで目をつぶって暗唱します。
(目をつぶるのは画面を見ないようにするためですから、時どき目を開いてしまうのはかまいません)
●費用
 受検料1回540円(期間内に複数回受検することもできます)
 受検料は、次の月の受講料に合算して自動振替をします。
●申し込み
 受検を希望される前日まで事務局までお電話でお申し込みください(将来はウェブからお申し込みできるようにする予定です)。
 (1)受検する級(今回は5級のみ)(2)受検希望の日時(第1希望から第3希望まで候補を3つお知らせください)(3)skypeのアカウント
 ※受検の希望日時の候補は、10分単位でお決めください。(例:4月22日16:30又は16:40又は23日17:00など)
●受検日時の決定
 受検日時が決まりましたら、事務局から父母掲示板経由で、(1)受検日時(2)検定委員の先生のskypeアカウントをご連絡します。
●受検の仕方
 受検の当日、指定の時間になりましたら、検定委員の先生のskypeにビデオ通話で連絡してください。
 skypeがつながったら、すぐに暗唱を始めていただいて結構です。暗唱するときは目をつぶっておいてください。
 5級の長文合計約3000字を6分以内で暗唱します。
 途中で読み間違えても、そのあと訂正すれば読み間違いにはなりません。
●評価
 判定はその場ではせずに、後日結果をお知らせします。
 合格した人には認定証が送られます。
枝 6 / 節 4 / ID 24058
作者コード:
 
枝 61 / 節 5 / ID 24083
2.言葉の森で春の遠足合宿を行いました 枝 4 / 節 6 / ID 24059
 3月30日・31日の1泊2日で、春の遠足合宿を行いました。場所は、岡山県の前島で、瀬戸内海の海に囲まれた自然の豊かな島でした。
 1日目はウォークラリーと魚釣り、2日目は野外料理。小学1年生の子も積極的に仕事に取り組んでくれました。
 一緒に参加してくださったお母様方、ありがとうございました。
 写真の記録(約250枚)は、下記のページに掲載しています。(参加者のみ閲覧可)
http://www.mori7.com/stg/
 それらの写真の中から、一部を紹介します。
1.フェリーに乗って出発。でも、たった5分で着きました。
2.ウォークラリーは、島めぐり。大阪城などの石を切り出した場所で小休止。
3.こんな花崗岩の大きな岩がたくさんありました。
4.山道は結構険しく、途中で道がわからなくなり、携帯で現在地を聞きました。
5.午後は釣り。夕日が落ちるまで寒い中、みんなで魚釣りをしました。
6.でも、たった5匹(笑)。
7.イシダタミガイという貝も取れました。
8.野外料理です。焼いているのは、お肉と玉ねぎ。
9.まぜご飯には、取ってきたゼンマイとイシダタミガイも入れました。
10.お味噌汁には、釣ってきた魚も入っています。
11.なぜか南国風の景色です。
12.見晴らしのいい場所がありました。静かな瀬戸内海の向こうに浮かぶのは小豆島(かなあ)。
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 春休みは関西地方の企画でしたが、今度の夏休みは関東地方で夏合宿を行う予定です。
枝 6 / 節 7 / ID 24060
作者コード:
 
枝 61 / 節 8 / ID 24084
3.合格情報   枝 4 / 節 9 / ID 24061
 言葉の森の生徒で今年受験した生徒の進学先です。(五十音順)
 みなさん、おめでとう。新しい学校で更に自分の学力と個性を磨いていってください。
 アンケート葉書は、ウェブでご紹介します。
青山学院大学 開智日本橋中学校 京都府立園部高等学校附属中学校 近畿大学附属豊岡中学校 倉敷高等学校 京華中学校 実践女子学園中学校 女子栄養大学短期部 聖心女子学院初等科編入 高輪中学 館山海上技術学校 千葉県立千葉中学校 中京大学 東京学芸大学附属国際中等教育学校 東京学芸大学附属国際中等教育学校 東京女子学園高等学校 東京都立小金井北高等学校 栃木県立宇都宮高等学校 都立上野高校 都立桜修館中等教育学校 都立小石川中学校 都立国際高等学校国際学科 長崎県立諫早高等学校附属中学校 長崎県立長崎東中学校 奈良教育大学 兵庫県立芦屋国際中等教育学校 兵庫県立芦屋国際中等教育学校 兵庫県立芦屋国際中等教育学校 兵庫県立芦屋国際中等教育学校 兵庫県立芦屋国際中等教育学校 福岡大学附属大濠中学校 古川黎明中学校 文化学園大学杉並中等学校 北海道登別朝日中等教育学校 宮崎県立西高等学校附属中学校 三和田学園中学校 武蔵中学校 安田学園中学校 横浜国立大学附属横浜中学校 横浜市立南高等学校附属中学校 横浜市立南高等学校附属中学校 横浜雙葉学園中学校 
枝 6 / 節 10 / ID 24062
作者コード:
4.小1読書感想クラブを企画中 枝 4 / 節 11 / ID 24063
 小学1年生を対象にした読書感想クラブを企画しています。
 これは、6~7人のグループで、生徒が自宅からハングアウトに参加し、先生が読み聞かせを行い、その感想をそれぞれの生徒が発表するという企画です。
 毎週1回45分で月4回開催します。参加費は月額1,080円です。
 当面は小学1年生が対象ですが、将来は他学年にも広げていきます。また、おすすめの図書の貸出なども行っていく予定です。
枝 6 / 節 12 / ID 24064
作者コード:
5.日本発の未来の教育(5) 枝 4 / 節 13 / ID 24065
 寺子屋オンエアでは、子供は、家庭で自分の決めた時間に勉強に取りかかります。その際に、その日に何の勉強をどこまでするかという目標を先生に連絡します。
 勉強の開始時刻に寺子屋オンエアの画面に入ると、既に先生がいて、同じ時間帯で勉強しているほかの生徒もいます。生徒の場合は、カメラが机上に向いているので、見ようと思えばほかの生徒がどんな勉強をしているのか見ることができます。しかし、実際には、そういう他人のことは誰も特に関心は持たず、自分の決めた勉強に取り組みます。
 寺子屋オンエアではない場合の家庭学習の弱点は、孤独な勉強が長続きしにくいことにあります。しかし、寺子屋オンエアの場合は、先生もいるし、一緒の時間に勉強している生徒もいます。しかも、自分が勉強する内容をあらかじめ先生に連絡しているので、勉強が終われば先生にその日の勉強の内容を説明することになります。だから、ひとりでも集中して勉強することができるのです。
 しかし、もちろん中には、わからないところを適当に飛ばして勉強してしまう子もいます。ここで大事になるが親の役割です。
 寺子屋オンエアでは、先生がその子の勉強の概要を把握しチェックするだけでは不十分なところもあります。そこで、親がその時間にその場にいない場合は、帰宅後でいいので、子供に、その日の勉強でわかったこととわからなかったことを説明してもらうのです。
 子供が熱心に説明すれば、それはよく理解できていたということです。その反対に、子供がよくわからないと言うところがあれば、親が一緒に考えてあげます。
 小中学生の勉強は、親の助けで解決するものがほとんどです。解説の詳しい参考書的な問題集であれば、その解説に沿って説明すればいいのですからそれほど苦労することはありません。しかし、中には親では説明しにくいものもあるかもしれません。その場合は、親が先生に質問して確認しておけばいいのです。
 小中学生の勉強で大事なことは、能率よく教えてもらうことではありません。もともと義務教育のレベルの勉強は、誰がやってもできるようになるものです。
 大事なことは、自分で勉強する習慣をつけること、その勉強の中身を親が把握していること、必要に応じて相談できる先生がいることです。
 この中で特に大事なのが、自分で勉強する姿勢を子供のうちから作っておくことで、この姿勢は、塾や予備校に通うとか、ノルマを課されるとか、賞や罰や競争で意欲づけされるとかいう形ではかえって育ちません。
 本当の勉強は、高校生や大学生になってから始まります。そのときに自分の意志で進んで勉強するようになるために、小中学生時代のうちに、自分で勉強する習慣をつけておく必要があるのです。
 さて、オンエア特別講座の読書感想クラブで個性を伸ばし、寺子屋オンエアで全教科のバランスのよい学力をつけたあとに、もうひとつ大切な勉強があります。それは作文です。
 勉強に限らずどの分野でも、最後に必要になるのは読む力と書く力です。
 外国語の学習でも、ヒアリングとスピーキングは、身近なコミュニケーションのためには必要ですが、それだけではその外国語で学問や仕事をする段階にまで行きません。聞くこと話すことに比べて、読むこと書くことは質の違う難しさがあるのです。
 これは、日本人における日本語の場合も同様です。上手に喋る人はたくさんいますが、上手に文章を書く人はずっと少なくなります。
 文章を書くということは、勉強や仕事の集大成という面があります。それ以外にも、考えを深めるために文章を書くという面もありますが、他人に見せてわかるように書くということは、作文の勉強の第一の目標で、それはそれまでの勉強全体のまとめという意味を持っているのです。
枝 6 / 節 14 / ID 24066
作者コード:
6.日本発の未来の教育(6) 枝 4 / 節 15 / ID 24067
 作文は、書いたものが作品としてのひとつのまとまりを持っています。個性を伸ばすことや学力をつけることは、その過程が重要なので、結果は必ずしも作品という形にはなりません。それに対して、作文は、書く過程も考えを深める過程としてもちろん重要ですが、それ以上にその書いた結果が作品として形のあるものが残るということも重要なのです。
 結果が作品として残るということは、その結果を互いに発表し合い共有し合うことができるということです。この発表を、文章の上だけでなくビジュアルな形で発表するようにしたものが、プレゼン作文発表会です。
 このプレゼン作文発表会も、オンエア特別講座の読書感想クラブと同じように、発表する生徒がその作文に関連する絵や写真や音楽や動画などを用意してyoutubeにアップロードしておきます。それを少人数のグループで互いに発表し合い、質問や感想を交わし合います。
 これまで学校などで行われてきた作文の発表の機会というものは、ほとんどの場合、最も優れたものが選ばれ発表されるだけで、その他大勢のものは、ほかの人に見てもらう機会がありませんでした。
 しかし、すべての人が主人公として活躍するこれからの社会では、全員が互いの作文を見ることができるようになる必要があります。そのためには、少人数のグループでの作文の共有が行われる必要があります。それが、少人数のネットを使ったプレゼン作文発表会なのです。 プレゼン作文発表会は、小中学生の段階では、読む力・書く力・経験・知識などの集大成というそれ自体が勉強のひとつという位置づけになります。
 しかし、高校生、大学生になると、勉強の集大成以上の意味を持つようになります。それは、例えば、高校生や大学生が書く作文は、その社会(地域社会から国際社会まで含むさまざまなレベルの社会)に対する提言にもなるからです。
 すると、プレゼン作文発表は、作文のプレゼンテーションであるよりも、提言のプレゼンテーションになります。(つづく)
枝 6 / 節 16 / ID 24068
作者コード:
枝 9 / 節 17 / ID 24068
 
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