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言葉の森新聞2014年12月1週号 通算第1348号 枝 0 / 節 1 / ID 印刷設定:左余白12 右余白8 上下余白8
  ■1.【重要】12月1週は次学期の進度の参考にする実力試験
  ■2.【重要】12.1週の作文はファクスでも受付
  ■3.【重要】ネットによる自宅での作文検定の予備試験のお知らせ
  ■4.学力をつけるには、正しい勉強法がすべて
  ■5.「勉強の仕方がわからない」という調査結果をどう見るか 1
  ■6.「勉強の仕方がわからない」という調査結果をどう見るか 2
  ■7.成績を上げるのは、「毎日の」「復習」
  ■8.暗唱力がつくと、作文力、読解力、思考力がつく
 
言葉の森新聞 2014年12月1週号 通算第1348号

https://www.mori7.com/mori/

森新聞
枝 1 / 節 2 / ID
1.【重要】12月1週は次学期の進度の参考にする実力試験 枝 4 / 節 3 / ID 21803

 12.1週は、10月からの勉強の実力を見て、1月からの進度の参考にする実力試験として行います。
 ただし、10月以降に受講を開始された方は、12.1週の試験の結果にかかわらず原則として自動進級します。
【課題】 課題は12.1週の作文又は感想文の課題です。
【評価】 課題フォルダの構成・題材・表現・主題の★印と字数が全部できていることが評価の基準になります。(表現の項目などで二つ以上の項目が指定されている場合はどちらかができていればその項目は◎です)。キーワードと字数が採点の基準ですので、指定された字数以上で必要な項目が全部入る作文を書いてください。項目を入れたところには、項目マークを必ず書いておいてください。【時間】 時間制限はありませんが、参考のためにかかった時間を作文用紙に記録しておいてください。時間は、課題を見てから書き終えるまでの時間です。作文検定試験(後述)では、時間制限も条件になります。
【締切】 作文実力試験の提出締切は、12月8日ポスト投函までです。
枝 6 / 節 4 / ID 21804
作者コード:
2.【重要】12.1週の作文はファクスでも受付
枝 4 / 節 5 / ID 21805
 12.1週に限り、ファクスによる提出も受け付けます。ファクスでの提出期限も12月8日です。ただし、ファクスで提出をする人は、事前にメールアドレスを登録しておいてください。
1、ファクスが正常に送信できているかどうかは、24時間以内にメールと検索の坂で連絡をします。正しく送信できたかどうかを必ずご確認ください。
2、連絡用のメールアドレスは、検索の坂の「ペンネーム 変更」というところで登録できます。既にメールアドレスが入っている場合は、そのアドレスが登録されています。
3、ファクスで送られた作文は、作文の丘にJPGでアップロードされます。作文の返却はありませんが、添削された作文は山のたよりに表示されます。
枝 6 / 節 6 / ID 21806
作者コード:
3.【重要】ネットによる自宅での作文検定の予備試験のお知らせ
枝 4 / 節 7 / ID 21807
 ネットによる自宅での作文検定の予備試験を下記の日程で行います。
 これは通常の作文の授業とは別に行うもので、参加は自由です。
 正式の作文検定試験は、今後、3月、6月、9月、12月の4週目の日曜日に行います。(2015年は3/22、6/28、9/27、12/27を予定)
●今回の予備試験の日時:2014年12月28日(日)10:00~11:30、又は、13:30~15:00
●試験内容:現在勉強している項目で、新しい課題の作文を書きます。課題は当日ネットで見られます。作文は手書きです。解説などのヒントはありません。
枝 6 / 節 8 / ID 21829
作者コード:
 
枝 61 / 節 9 / ID 21808
●準備していただくもの:グーグルハングアウトに参加するためのgoogle+(グーグル・プラス)のアカウント、skype(スカイプ)のアカウント、ネットに接続できるパソコン、ウェブカメラ、書いた作文を画像としてアップロードしていただくためのデジカメ又はスキャナなどの機器
●合格の条件は、項目、字数、時間(75分以内)ができていることです。
●費用:今回12月28日の予備試験は無料です。(正式の作文検定試験の場合は受検料2000円)
●お申し込み方法:受検を希望される方は、自習検定のページで、12/8~12/15の間にお申し込みください。
http://www.mori7.com/jks/
※詳細は、上記の自習検定のページに12月8日以降掲載します。
枝 6 / 節 10 / ID 21830
作者コード:
4.学力をつけるには、正しい勉強法がすべて
枝 4 / 節 11 / ID 21809
 子供が小学校低学年のころは、勉強法も何もありません。どんな教材でもよいので、ただやれば実力はつきます。
 計算練習でも、漢字書き取りでも、誰に教えてもらっても、どの教材でやっても、どのようなやり方でやっても大差はありません。
 問題は、小学校中学年のやや複雑な問題をやるようになってからです。このころから、勉強法の差が出てきます。
 更に、小学校高学年になり、入試問題の一部をやるようになると、もう勉強時間の長さよりも、勉強法の差の方がずっと大きくなります。これが、そのまま、中学、高校と続いていくのです。
 成績のよい子というのは、家庭でよい勉強法の習慣がついている子なのです。
 では、そのよい勉強法というのは、どういうものでしょうか。
 第一は、明るく楽しく勉強することです。叱られたり注意されたりしながら、暗く真面目に長時間勉強していてはだめです。
 第二は、1冊の教材を徹底して(というのは繰り返し5回ぐらい読んで)、その内容を百パーセント自分のものにすることです。
 第三は、問題は解くことに力を入れるのではなく、答えを読むことに力を入れることです。その方が何倍も能率のよい勉強になります。
 第四は、同じことを同じように毎日やることです。日によって気分を変えて目新しいことをするというのは、かえって身につきません。
 第五は、基本となる「読書」「算数」「国語」(中学生なら「英語」も)に絞って勉強することです。
 第六は、その基本の勉強と並行して、将来大事になる「作文」に力を入れることです。
 そして、最後に、勉強が終わったあとは、よいところを必ず褒めてあげることです。
 「もう少し字をていねいに書かないと」などという注意は、決して言わないことです。
 注意して直るぐらいなら、世の中にいる子は、みんな天才になっています。先生が注意しても、親が注意しても、誰が注意しても直らないから、今の状態になっているのです。
 直すよりも、今できているよいところを伸ばすのが先です。よいところを伸ばしていけば、悪いところはそのうち気にならなくなってきます。
 ところで以上のことは、文章を読んだだけではなかなか実行できません。
 勉強の方法というのは、習慣化されているので、これまでのやり方を変えるというのはかなり難しいのです。
 では、どうしたらよいかというと、実際に、よい勉強法で勉強している子のやり方を見ることです。
 その勉強法を、これから言葉の森で広げていきたいと思っています。
枝 6 / 節 12 / ID 21810
作者コード:
5.「勉強の仕方がわからない」という調査結果をどう見るか 1 枝 4 / 節 13 / ID 21811
 ベネッセ教育総合研究所の「小中学生の学びに関する実態調査」によると、「上手な勉強のやり方がわからない」という子供が、小学生で40%、中学生で55%もいるということです。(調査対象の小学生は小4~小5、中学生は中1~中2)
 「上手な勉強のやり方がわからない」から、「やる気がおきない(小40%中56%)」し、「勉強に集中できない(小33%中44%)」し、「勉強したことをすぐ忘れてしまう(小28%中40%)」し、「テストでよい点数がとれない(小25%中53%」ということなのです。
 では、なぜ、上手な勉強のやり方がわからないのでしょうか。
 それには、小学校低学年からの勉強のやり方が影響しています。
 勉強とは、教科書に載っている知識や技能を身につけることです。だから、教科書あるいは教科書的な参考書を何度も繰り返して自分のものにすればよいのです。
 ところが、今の社会では、勉強の結果がテストとして評価されます。その最終的な形が受験というテストの評価です。
 こういうテストによる評価を目にしていると、親も子も、ついテストの点数をよくすることが勉強の目的だと思ってしまうのです。
 テストの点数というのは、勉強の目的ではなく勉強の結果です。勉強がしっかりできていれば、テストも自然によい結果になります。
 だから、勉強に力を入れればよいのですが、テストを勉強の目的のように考えてしまうと、本当の勉強ではなくテスト的な勉強をしてしまうのです。
 テスト的な勉強というのは、問題集の問題を解く勉強です。
 問題を解く勉強というのは、形がはっきりしているので、子供に取り組ませやすいという事情があります。そして、解いたあとがやはり形として残るので、勉強をしたという実感がわきます。
 こういう勉強法は、小学校低学年のときにはうまく行きます。低学年のころは、身につける勉強の中身がまだ単純なので、問題を解けばそれがほとんどそのまま身につきます。
 その結果、この小学校低学年のときにうまく行った「問題を解く」という勉強がその後も続いてしまうのです。
 しかし、やがて、いくら勉強をしても、そのわりに成績が伸びないという時期がやってきます。同じように勉強しているつもりなのに、その勉強をしている子供どうしの間で成績の差が出てくるのです。
 これが、その後の「上手な勉強のやり方がわからない」という調査結果につながります。(つづく)
枝 6 / 節 14 / ID 21812
作者コード:
6.「勉強の仕方がわからない」という調査結果をどう見るか 2
枝 4 / 節 15 / ID 21813
 問題を解く形の勉強がなぜ身につかないかというと、問題を解いて正解だったときはそれはもともとわかっていたことですからその問題を解く時間は無駄だったということになるからです。
 何時間勉強しても、その勉強時間のほとんどが問題を解いて正解だった場合、その勉強時間は何もしなかったと同じことなのです。それよりも読書をしていた方がずっと多くのことが身についたはずです。
 では、問題を解いて不正解だったときはどうかというと、この不正解の問題は、日を置いて四回から五回繰り返す必要があります。不正解というのは、本来そのように根が深いものなのです。
 ところが、小学校低学年のときの不正解は、一度ですぐにわかるものがほとんどですから、学年が上がっても、ほとんどの子供は不正解をそのまま確認して勉強を済ませてしまうのです。
 したがって、本来の勉強の仕方を取り戻すためには、問題を解く形の勉強を改善する必要があります。
 それには、まず第一に、問題を解くのではなく読む勉強を勉強の中心にすることです。それは、読書、長文音読、そして問題集読書です。この形の残らない勉強を勉強の中心とすることです。
 第二に、問題を解く場合は、本人が答えと照合しながら問題を解くぐらいにフィードバックを早くし、不正解だったり理解が不十分だったりした問題には△印をつけ、その不正解の問題を四回でも五回でも繰り返せる仕組みを作っておくことです。
 そして第三に、不正解の問題がなくなるまで、一冊の問題集を完璧に仕上げることです。
 勉強というものは、これまでは勉強する「物」としての教材が重要な役割を果たしていました。よい教材があれば、それがそのままよい勉強結果に結びついていたのです。
 しかし、これから重要になるのは、勉強する「事」」としての勉強の仕方です。
 経済においてと同じように教育においても、供給過剰の時代には、物から事へと重点が移ってきます。
 では、正しい勉強の仕方はどのようにして身につけたらよいのでしょうか。それは、正しい勉強の仕方を知っている人に、子供の勉強の仕方を見てもらうことです。
 勉強を見てもらうのではなく、勉強の仕方を見てもらうのです。
 勉強の仕方さえわかれば、子供は自然に勉強するようになります。その結果、テストの成績も上がるようになります。
 テストを目的とした問題を解く勉強をやめて、勉強を身につけることを目的とした問題を読む勉強を中心にしていくことです。
 言葉の森では、今、寺子屋オンエアという企画で、家庭における自学自習をチェックする仕組みを作っています。それは、この本当の勉強の仕方を身につけてもらうためです。
枝 6 / 節 16 / ID 21814
作者コード:
7.成績を上げるのは、「毎日の」「復習」 枝 4 / 節 17 / ID 21815

 入学時の偏差値より、卒業時の偏差値を確実に上げている学校があります。その学校の勉強のさせ方のコツは、「毎日の」「復習」だそうです。
 復習というのは、学校で習ったことを家でもう一度復習するということです。要するに、同じ教材を何度も定着するまでやるということです。
 難しいのは、それを「毎日」やらせることだそうです。
 小中学生のほとんどは、勉強に対する自覚はありません。親や先生に言われているからやっているだけで、自分の内面から勉強をするという動機は出てきません。だから、毎日勉強させるというのは、実はかなり難しいことなのです。
 多くの子供子は、宿題があるからやる、テストがあるからやる、やらないと叱られるからやる、という勉強の仕方をしています。それは、逆に言えば、宿題がなければ、テストがなければ、叱られる心配がなければやらないという勉強の仕方です。
 テストの前などにたまにがんばって長時間勉強するというのは、テストには役立ちますが、実力をつけるのには役立ちません。だから、結局長い目で見ればテストにも役立ちません。
 毎日の勉強の習慣は、低学年のうちに作られます。低学年のうちに、毎日の勉強の習慣をつけておくのです。
 毎日ですから、平日も土日も同じように毎日やることが大切です。
 大人の世界では、平日は仕事をするから土日は休みという発想になりがちですが、子供の勉強生活はそうではありません。子供のころは、1日の例外もなく毎日同じようにやっていく方が楽にできるのです。
 家族で旅行に行くときも、毎日の勉強の教材のうち幾つかは持っていきます。そして、旅行先でも、たとえ分量は少なくしても同じ勉強を同じようにしていきます。
 こういう毎日の必須の勉強として取り組みやすいのは、長文音読と読書です。ただ開いて読むだけですから、どこでも気軽にできます。この音読と読書を軸にして、毎日の勉強の習慣をつけておくとよいのです。
 子供たちの毎日の勉強を支援する仕組みとして、言葉の森が今考えているのは、寺子屋オンエアのシステムを普及させることです。これは、子供たちが自宅にいながら、都合のよい時間帯にインターネットにアクセスして、先生に自習を見てもらうという仕組みです。
 こういう勉強の仕方をしていると、学力がつくだけでなく、勉強をするということに対して自覚が出てくるのです。
枝 6 / 節 18 / ID 21816
作者コード:
8.暗唱力がつくと、作文力、読解力、思考力がつく
枝 4 / 節 19 / ID 21817
 暗唱と音読でかかる時間で比較すると、暗唱は100字の文章を30回読むのに約10分かかります。音読は1200字の長文を1回読むだけですから3、4分で読めます。
 しかし、この3、4分というのが、意外と長いのです。音読は、毎日続けていれば力はつきますが、この毎日ということが難しいので、週に何回か読んで音読をしたことにしてしまう子が多くなってきます。
 音読の場合は、毎日やってもやらなくても、それは自分でしかわかりません。親でも先生でも確かめようがありません
 しかし、暗唱の場合は、毎日やっているかどうかということは結果を見ればすぐにわかります。毎日やっている子は、一度もつっかえることなく楽に暗唱ができます。結果を見れば、その過程がわかるのが暗唱です。
 しかし、この暗唱にも弱点があります。その一つは、電話指導による暗唱チェックだと、どうしてもチェックが不十分になるということです。
 もう一つは、1ヶ月で約1000字の文章が暗唱できたとしても、それで終わってしまったのでは、やはり定着度が低いということです。(つづく)

※暗唱の仕方のページは今改訂中です。 http://www.mori7.com/mori/mori/annsyou.html
枝 6 / 節 20 / ID 21818
作者コード:
枝 9 / 節 21 / ID 21818
 
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