10月第1週めの日曜日、朝日新聞に京都女子大の「公募制推薦入試」の全面広告が掲載されていました。大学入試では、10月受付、11月試験という日程で推薦入試や、AO入試が広く行われています。京女の場合、自己PR(自己推薦書)、適性検査などによって、合否を判定する自己推薦入試との説明がついています。
そこで、自己PR(自己推薦書)の書き方を簡単に説明したいと思います。
これは、高校受験や、就職試験のエントリーシートを書く時にも、利用できます。
今年利用しない生徒さんも、自己PRできる自分を発見する手がかりにしてみてください。
自己PRの書き方
?、結論
?、根拠(証明材料)
?、抱負
?結論について
「受験の志望動機」、「私の特技」など一番述べたいことをまず最初に書きます。
それは、試験官が大勢の作文を読むので、最初に結論を伝えて、最後まで読んでもらうために一番最初に書きます。
(例)、私が御社への、就職を希望しましたのは、大学で学んだバイオの研究を生かして、天然成分の化粧品の開発に従事できると考えたからです。(就職試験)
(例)、私は、商業高校で簿記を学び、経営に興味をもちました。だから、大学に進学して、学問として経営を学び、会計士の資格をとりたいと思います。(大学受験)
(例)、私が貴校を志願した理由は、文化祭の日に学校見学に訪れた時の先輩たちの、いきいきとした姿に触れ、私もここで学びたいと思ったからです。(高校受験)
?根拠(証明材料)
ここでは、?の結論に至った、理由を説明します。
つまり、今在学している学校で何を学んできたのか、他者のためにどんな活動をしてきたのかを説明します。
これまでの努力を説明し、進学、就職するに適した自分であることをPRします。
生徒会長、部活の部長という経歴や、、皆勤賞、大会での入賞という成績を残しているひとは、書きやすいですが、多くの生徒は、「普通」の自分をPRしなければなりません。
しかし、とくに、何が出来なくても、どう取り組んできたのか、その姿勢を示すこともりっぱな自己PRです。
「わたしは、毎日掃除だけは、誰が見ていなくとも一生懸命やりました。」
「わたしは、毎日通学の行き帰りにごみを拾っています。」
これで十分なのです。なにもとり得がないと思っているならば、今日から、はじめてみてください。
毎朝、挨拶をする。遅刻をしないなど、「自分のため、家族のため、社会のため」に、継続して活動してみてください。
?抱負
進学、就職後、どのようにがんばっていくのか、意欲や夢をかきます。
以上が、簡単な自己PR書の書き方です。
これは、面接の時の質問事項になりますから、本当の自分を素直に伝えた方がいいと思います。少しかっこよくみせたいならば、今日から、こつこつとちょっとかっこいい生き方をしてみてくださいね。頑張れ!若者よ。
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枝 6 / 節 11 / ID 7026 作者コード:kanimo
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