文章を上達させるコツは、自分が書きたいと思っているジャンルの文章を繰り返し読み、自分のものにすることです。
受験生の場合は、試験で小説を書くのではなく論文を書くのですから、読む文章を課題集の中の長文のような論説文的なものにする必要があります。
そのための自習の方法は、長文暗唱です。
長文を3文、又は150〜200字抜き出して、20回音読します。音読しているうちに暗唱できるようになりますから、暗唱できるようになったら元の文章を見ないで10回暗唱します。
1日目に最初の文章(Aとします)を暗唱します。
2日目に次の文章(Bとします)を暗唱します。
3日目に、AとBの文章を続けて暗唱します。
4日目に、3番目の文章(Cとします)を暗唱します。
5日目に、4番目の文章(Dとします)を暗唱します。
6日目に、CとDの文章を続けて暗唱します。
7日目に、ABCDの文章(600〜800字)を続けて暗唱します。
つまり、1週間で、自分が小論文の試験で書くぐらいの長さの文章を暗唱してしまいます。
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枝 6 / 節 1.009 / ID 4735 作者コード:
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