言葉の森新聞2021年9月4週号 通算第1676号
文責 中根克明(森川林)

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■■9月29日(水)・30日(木)は休み

 9月29日(水)・30日(木)は、第5週でお休みです。先生からの電話はありません。振替授業もお休みです。


■■【重要】9月28日(火)17時~9月30日(木)言葉の森のサーバー停止
 9月28日(火)17時から9月30日(木)まで、言葉の森のサーバーが工事のため一時停止します。
 言葉の森のネットは、山のたよりも、検索の坂も、オンラインクラス一覧表も、すべて使えなくなりますので、授業に必要な情報はあらかじめメモしておいてくださるようお願いします。

 オンラインクラスのZOOM会場、及び、講師のZOOMの会場は、通常どおり使えます。
 ZOOM会場は、火曜日の受講されている生徒のみなさんには、オンライン新聞経由でメールをお送りしました。
https://www.mori7.com/ope/index.php?e=13238

 この情報は、下記のブログにも掲載しています。
https://ameblo.jp/kotomori/entry-12699256830.html


■■ 新学期の教材を発送しました
 9月16日(木)と17日(金)に新学期の教材を発送しました。
 国内の生徒で24日になっても届かない場合はご連絡ください。


■■第4週は清書。幼稚園生は作文

 幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。
 小学1年生以上の生徒は、清書を行います。
 清書をしたあと、時間に余裕のある場合は読解問題をしてください。


清書の意義と方法
 清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。
 内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。

 書き直すときは、次の点に留意してください。
(1)漢字で書けるところは漢字で書く。
(2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。
(3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。
(4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。

清書の投稿
 清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。
 手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。

 新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名とふりがな(6)学校所在地(町村名までで可)など。
 投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
 同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。

●小学生新聞の投稿先

■104-8433東京都中央区築地3-5-4 朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係
■100-8051(住所はいりません毎日小学生新聞「さくひん」係(600字以内)
※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。


■■創造力思考力を高める小1の作文学習はこの秋から
●動画:https://youtu.be/hz3223wD1oo

 小学1年生の子は、4月のころは、まだ作文などは書けない子がほとんどでした。
 それが、この秋ごろになると、誰でもひととおり文章を書く力がついてきます。
 もちろん、まだ多くの字数を書くようなことはできません。
 言葉の森の、小1の作文の字数の目標は、100字から200字です。

 しかし、大事なことは作文を書くことそのものではなく、作文を書くという毎週の学習を通して、作文以外のさまざまなものが身についていくことにあります。

 まず、毎週、作文に書くテーマを見つけるという習慣が身につきます。
 このときに、必要になるのが、保護者の働きかけです。

 言葉の森では、題名課題や感想文課題を書くのは小学3年生からなので、小学1、2年生のころまでは、毎回自由な題名です。
 この自由な題名で最も書きやすいものは、「今日のこと」という話です。
 このころは、まだ毎日が新鮮なので、毎週、「今日のこと」という題名で書いても、飽きないのです。

 しかし、ここで、親が少し工夫するだけで、作文を書く勉強の効果を何倍にもすることができます。
 子供が作文を書くことを見越して、土曜日や日曜日などに、作文の題材づくりをするのです。

 題材作りと言っても、わざわざどこかに出かけたり、遊んであげたりする必要はありません。
 例えば、「お母さんと一緒に、目玉焼きを作ってみようか」とか、「夜になったら、星空をみて○○座を見つけてみようか」とか、「近くの公園でバッタ釣りをしてみようか(これはお父さんの方が向いているかもしれません)」ということでいいのです。

 そういう身近な遊びのヒントは、インターネットにも、出版物にも、今はかなり豊富です。
 簡単にできて面白いけれども、子供がひとりでは思いつきもしない遊びが、世の中には豊富にあります。
 何も、出来合いのレジャーセンターなどに行く必要はありません。

 そういう親子の遊びの中で、何が育つかというと、子供の成長にとって最も必要な知的好奇心や、創造力や、思考力や、対話力が育つのです。
 この遊びの中での学習は、学校で国語や算数の勉強をするよりもずっと大事なことです。

 この親子の題材作りをもとにして、作文を書こうとすると、文章を書くために必要な語彙力が自然に増えてきます。
 それは、書こうとする題材があると、事実の経過以外に、その理由や方法や結果など、ものごとを説明する必要が出てくるからです。
 また、その出来事をめぐる親子の対話の中で、子供どうしの対話とは異なるより広い語彙が使われるようになるからです。

 作文の学習をする効果は、題材作りのほかにもあります。
 その中で、もうひとつ大きなものは、長文の音読や暗唱の習慣をつけることができる点です。
 子供の学力の基礎は、日本語力です。
 その日本語力をつける最もよい方法は、少し難しい文章を繰り返し読むことです。
 小学1、2年生のころは、どの子も親や先生の言うことを素直に聞く時期なので、この時期には、音読や暗唱を毎日続ける習慣がすぐに身につきます。

 また、オンラインクラスの場合は、子供たちどうしの読書紹介があるので、毎日の読書の習慣がつくとともに、ほかの人の読書紹介に刺激を受けて、本人の読書の幅も広がります。

 更に、オンライの創造発表クラスに参加すれば、題材作りの話題そのものを、画像や動画や文章で説明する機会があります。
 創造発表クラスの学習は、勉強とは言っても、遊び以上に楽しい勉強になります。
 私(森川林)は、学校の勉強でも、この創造発表の勉強を、国語や算数などの勉強よりも優先して行うべきだとさえ思っています。
 しかし、参加者全員が発表する形の学習は、5人以内の少人数でなければできないので、学校ではまずできません。
 言葉の森のオンライン五人クラスでなければ、できない特別の学習なのです。

 ところで、以上のような、作文、読書、音読、暗唱などは、家庭学習でもできそうな気がすると思います。
 特に作文は、親でも簡単に教えられそうな気がします。
 しかし、親が子に作文を教えることができるのは最初のうちだけというのがほとんどです。
 子供はすぐに、親に教えられることに抵抗するようになります。

 また、しばらくは上手に褒めながら教えることができたしても、学年が上がると教えることが難しくなります。
 それは、教えるためのカリキュラムがないからです。

 小学1年生の10月から12月にかけては、作文の勉強を始めるのに最適な時期です。
 実際に、この時期から作文を始めたという小学1年生が多いからです。
 そして、小学1年生のような低学年から作文の勉強を始めた子は、中学生や高校生になって課題が難しくなっても作文の勉強を続けられることが多いのです。

 言葉の森の作文指導には、電話又はZOOMによる作文個別指導と、オンラインクラスに参加する形の作文クラス指導とがあります。
 作文個別と作文クラスの間の移動はいつでもできます。
 どちらも無料体験学習が1回できますが、将来の勉強の発展を考えると、作文クラスに参加することに慣れておくといいと思います。
 無料体験学習の希望がある方は、お電話でご相談ください。









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