言葉の森新聞2019年4月1週号 通算第1557号
文責 中根克明(森川林)

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■■4月1日(月)から新学期
 4月1日から新学期が始まります。
 教材の説明は、課題フォルダの表紙の裏側に書いてあります。また、勉強の仕方の説明は、「学習の手引」に載っています。
 http://www.mori7.net/mori/gate.php


■■【重要】4月末~5.1週からの連休について
 今月の第5週目、4月29日(月)、30日(火)はお休みです。

 また、5月第1週の6日(月)までは、すべてお休み宿題となります。(祝日ではない5月1日(水)、2日(木)もお休みとなります。)
 先生からの電話はありませんが、その週の課題を自宅で書いて提出してください。先生からの説明を聞いてから書きたいという場合は、別の日に教室までお電話をして説明をお聞きください。(平日午前9時-午後7時50分。電話0120-22-3987)

 電話の説明を聞かずに自分で作文を書く人は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考にしてください。
 課題の説明の動画「授業の渚」 http://www.mori7.com/nagisa/
 オープン教育の掲示板「森の予習室」に学年別の予習のヒントが載っています。

 上記のスケジュールは、新学期課題フォルダのカレンダー(1ページ目、課題集「〇〇の山」の下部)にも記載されています。


■■国語力のある子はどんな勉強をしているか――問題を解く勉強では国語力はつかない
 試みに、国語が得意だという子に、「どんな問題集を使っているのか」と聞いてみてください。
 ほとんどすべての子が、「国語の問題集などやっていない」と言うはずです。

 国語の問題を解いて国語力がつくわけではないのです。
 だから、もちろん国語の授業で国語力がつくわけでもありません。
 なぜ国語力がつかないかというと、国語の問題を解く形で勉強しているからです。

 算数のテストは、解き方がわかれば答えられます。答えは、テストの表面だけにしか出てきません。
 理科や社会のテストも、問われている問題はその知識を知っているかどうかですから、やはりテストの表面だけの問題です。
 だから、テスト形式の問題を解けば、解く力がつくのです。

 しかし、国語の読解や記述の問題は、テストの背後に、読む力や書く力という膨大な背景が広がっています。

 その背景を持っていない子は、いくら問題を解いても国語力はつかないのです。

 市販の国語の問題集の中には、確かによく工夫して作られているものもあります。
 一見すると、そういう問題集をやっていれば国語力がつくかのように思えます。
 しかし、国語力のある子は、それらの問題集と同じレベルかそれ以上の文章を、日常の読書と会話の中で自然に行っています。

 国語の問題集を解く勉強をすると言っても、毎日1時間もやる子はいません。
 しかし、読書の好きな子は、その問題集と同じかそれ以上のレベルの文章を、勉強としてではなく趣味として毎日1時間ぐらい平気で読んでいます。
 そして、読書以外に、親子でやはりその問題集と同じかそれ以上のレベルの対話を、これも勉強としてではなく日常の会話として行っているのです。

 だから、国語の勉強の第一は、読書や対話によって読む力や理解する力をつけることです。
 勉強として問題をやる1時間は苦痛ですが、趣味として行う読書や対話は何時間でもできます。
 量の面でも、質の面でも、問題を解くよりもずっと優れた国語力をつける方法が読書と対話です。

 ただし、読書だけではその子の読む力を超える文章を読む機会が不足することもあります。
 国語の問題集は、読書の面での質を補うために使います。
 解く部分ではなく、解くために読む部分で力がつきますから、問題集は読書がわりに読むようにするのです。
 しかし、読書と違って、細切れの文章を読むことを長時間続けることはできません。
 問題集読書は、日常的な読書とは別に、音読や暗唱と同じように勉強の一部としてやっていく必要があります。

 国語力をつける勉強法は、第一に読書と対話で、第二に読書の質を補う意味での音読と暗唱と問題集読書です。
 しかし、これで読む力の基礎はできますが、入試問題は読む力だけでは対応できません。
 それは、解く方法が必要になるからです。

 国語力をつける勉強法の第三は、解く方法を身につけることです。
 しかし、この方法を解説しているところは、私の知る限りどこにもありませんでした。
 だから、学力もあり、読書力もある子が、受験前になって国語の成績が伸びないと言ってきたとき、解く方法を教えるとすぐに国語の点数が上がったのです。しかも、ほとんど全員が驚くほど上がりました。

 私が、「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」を書いたのは、この解く方法を解説するためです。
 この本には、そのほかに、記述問題の書き方と受験作文の書き方も載せていますが、読解力の付け方に関しては解き方の解説を中心にしています。

 したがって、この本の使い方は、問題を解くことではありません。
 だから、この本は問題集のように子供にやらせるものではありません。
 読むための本ですから、読みやすくするために、問題と答えを別冊ではなく同じページに載せています。
 問題文の文章を読み、問題を読み、答えを読み、解説を読んで理解することが、解く方法を身につけることです。

 そして、これは子供だけに読ませるものではなく、むしろ親の方が読むものです。
 子供が国語のテストを持ってきたときに、その答え合わせをする際に、この本の解く方法を使うのです。
 だから、この本は、子供さんのいる家庭では、冗談ではなく一家に一冊用意しておくとよいと思います。
 子供が低学年のうちでも、将来のために親が読んでおき、問題の解き方を理解しておくといいのです。

 国語の問題集を解いている子を見ると、勉強しているように見えます。
 のんびり読書をしている子を見ると、のんきに遊んでいるように見えます。

 しかし、国語力はのんびりした読書の方で確実についています。

 ただし、それには読書の質の向上も必要です。
 そのようにして身につけた読む力の上に、解く方法を身につけるのが国語の最強の勉強法なのです。



■■新中学1年生におすすめの勉強法
 この記事は、今年度、受験作文コースを受講されていた小学6年生にお送りしたものです。(内容は一部改めています。)

■中学生は勉強の時間よりも方法の方が大事
 中学生の勉強は、ただ時間をかければよいというのではなく、勉強の方法が大事です。
 中学生のための勉強法の本はいろいろありますから、それらを参考に、自分の勉強法改善しながら中学での勉強に取り組んでいってください。

■友達の考えが参考になる寺オン作文クラス
 作文力は、中学生、高校生になっても必要です。
 中学生の作文は、小学生までの作文と違い意見文が中心になります。また、課題の長文は、高校入試レベルの難しい文章になってきます。

 中学生の難しくなる作文学習を進めやすくするために、言葉の森では、寺子屋オンラインという少人数のオンラインクラスを設置しています。
 現在、水曜日の17時を中心に新中学1年生の寺子屋オンライン作文クラスの体験学習を行っています。
 4月から中学校生活が始まる場合も、寺子屋オンライン作文クラスでは、18時、19時、20時開始のクラスも用意しているので、時間はある程度柔軟に対応できます。

 中学生は、同学年の生徒と課題を共有して勉強していくと励みになるので、クラス一覧表を参考に寺オン作文クラスに参加されることをおすすめします。(クラス一覧表は、言葉の森のホームページで「★寺クラス」というリンクで表示されています。)
 寺子屋オンライン作文クラスの体験学習をご希望の方は、言葉の森までお問い合わせください。
 必要な機材は、ウェブカメラのついたパソコンか、又はタブレット、又はスマホだけで、特別な設定は必要なく誰でもすぐに参加できます。

■国語力が確実につく読解検定
 言葉の森では、この2月に、「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」(かんき出版) を出版しました。
 この本の書名は、「小学生のための」となっていますが、中身は、中学生や高校生にも役立つ内容になっています。
 言葉の森では今後、この本に書かれている読解問題の解き方をもとにした読解検定を行います。
 これまで、この読解問題を毎月わずか8問解いているだけで、国語が得意になったという中学生、高校生が何人もいます。
 読解検定は、この勉強を検定試験という形でやりやすくするためのものです。
 日程は、言葉の森のホームページで随時お知らせしますので、希望される方はぜひご参加ください。(言葉の森の受講生以外の方も参加できます。)

■数学と英語の学力がつく自主学習コース
 言葉の森では、オンラインで先生が個別に10分間勉強をチェックする自主学習コースを設置しています。
 中学生の勉強は、基本をしっかり定着させることが大事で、塾を利用するのは受験前の志望校対策や偏差値チェックをする時期になってからで十分間に合います。
 基本を定着させる勉強は、家庭で取り組む毎日の勉強ですから、その勉強に自主学習コースを生かすことができます。
 例年、自主学習コースの勉強だけで、数学も英語も得意になったという生徒が何人もいます。

 塾に通うよりもずっと能率のよい勉強ですから、自主学習コースの体験を希望される方は、言葉の森までお問い合わせください。案内をお送りします。
(自主学習コースは、言葉の森に在籍している生徒が対象です。)

 中学生の勉強は、小学生のときよりも簡単です。
 それは、中学生はいろいろなことがもう自分でできるからです。
 勉強法の基本は、解説の詳しい問題集を1冊、繰り返し学習で完璧にやりとげることです。
 解説を読んでもよくわからないところだけ、お父さんやお母さんが一緒に考えてあげます。

 しかし、中学生は気が散ったり迷ったりしやすい時期なので、いろいろなことに少しずつ中途半端に手をつけて、時間がかかるだけで身につかない勉強スタイルになってしまうことが多いのです。
 親御さんもそのつもりで、「もう中学生だから」と本人にすべて任せるのではなく、時によっては軌道修正してあげられるようにしておくことが大切になります。


■■文鳥のサクとブン――生き物との触れ合いのある子育て
 言葉の森の通学教室には、「ゆめ」というミニチュアシュナウザー犬がいます。
「わあ」と言って喜ぶ子と、「わあ」と言って逃げる子がいますが、総じて子供は生き物が好きです。

 しかし、犬を飼うのはどの家庭でも難しいことが多いので、子供と生き物の触れ合いの機会としておすすめするのは文鳥です。
 ひなのころから育てると手乗りになり、一緒に遊べるようになります。

 ザリガニやオタマジャクシなども生き物ですが、人間との心の触れ合いのようなものはありません。
 犬や猫や小鳥は、人間と心が通じ合うところがあります。

 この生き物との触れ合いが、子供の幸福感の重要な要素となるのです。
 自分を信頼してくれる生き物が近くにいると、人はそれだけで満たされた気持ちになります。
 同じ生き物でも、犬や猫や鳥は、人間と違って屈折したところがありません。
 だから、なおさらそれらの生き物が近くにいるだけで幸せな気持ちになるのです。

 しかし、こういう感覚が育つのは、子供時代のかなり早い時期のようです。
 母親の立場からすると、生き物がいることによって掃除の手間がかなり増えます。
 ただでさえ子供の世話で手が回らないのに、その上生き物の世話までしていられないと思う気持ちはわかります。
 しかし、子供時代というのは、あとからふりかえると、ほんのわずかの期間です。

 だから、できれば子供のためにもうひとがんばりして、小さな生き物を飼ってあげることをおすすめします。
 その第一候補が、手乗り文鳥です。
 オカメインコもいいのですが、鳴き声がうるさいことと、パソコンのキーボードをすぐに外そうとすることから第二候補です。

 家庭環境が許せば、本当は犬がいちばんいいのですが、この場合は犬種選びが大事で、性格的に常に吠える犬種を選ぶとあとが大変です。
 室内で飼っても毛が抜けずに汚れないのは、プードルやミニチュアシュナウザーですが、そのかわり美容院にいかなければなりません。
 おとなしく賢い犬なら、ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーです。

 今は、ペットとしては、犬よりも猫の方が多いようです。
 猫は、トイレのしつけなどもすぐできて飼いやすいからだと思いますが、猫は鳥を襲うのでだめです。(かなり個人的な理由ですが・笑)


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