言葉の森新聞2014年5月4週号 通算第1323号
文責 中根克明(森川林)

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■■5月29日(木)・30日(金)・31日(土)は休み

 5月29日(木)・30日(金)・31日(土)は、第5週でお休みです。先生からの電話はありません。振替授業もお休みです。

■■【重要】6月1週は作文検定試験
 6.1週は、作文検定試験の試行試験として行います。
【時間】 6.1週の試験は、時間制限はありませんが、参考のためにかかった時間を作文用紙に記録しておいてください。時間は、課題を見てから書き終えるまでの時間です。将来は時間制限も検定条件に入るようになります。
【進度】 検定試験の級と授業で行う課題の級は、大体一致しますが、ずれてくる場合もあります。授業で行う課題の級は、担当の講師が生徒の実力や希望などを勘案し決めます。
【締切】 6.1週の作文検定試験の提出締切は、6月8日ポスト投函までです。
【合否】 課題フォルダの構成・題材・表現・主題の★印と字数が全部できていることが評価の基準になります。(表現の項目などで二つ以上の項目が指定されている場合はどちらかができていればその項目は◎です)。キーワードと字数が採点の基準ですので、指定された字数以上で必要な項目が全部入る作文を書いてください。項目を入れたところには、項目マークを必ず書いておいてください。


■■第4週は清書。幼稚園生は作文
 幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。
 小学1年生以上の生徒は、清書を行います。
 清書をしたあと、時間に余裕のある場合は、読解マラソン集にある読解問題をしてください。


清書の意義と方法
 清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。
 書き直すときは、次の点に留意してください。
(1)漢字で書けるところは漢字で書く。
(2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。
(3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。
(4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。


清書の投稿
 清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。
 手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。
 新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名とふりがな(6)学校所在地(町村名までで可)など。
 投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
 同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。

●朝日(あさひ)小学生新聞の投稿先
 104-8433東京都中央区築地3-5-4朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係
(毎日(まいにち)小学生新聞は、作文よりも俳句を中心に掲載しているようです。) 
※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。


手書き清書の送り方
 手書きの清書も作文と同じように先生に送ってください、翌月の1週の作文と一緒に返却します。
 パソコンで清書を入力した場合、手書きの清書は必ずしも先生に郵送などで送る必要はありません。 
 手書きの清書のスキャン画像を作文の丘からアップロードした場合も、先生に郵送などで送る必要はありません。


■■読解問題の答えの書き方、送り方
 清書が早く終わり時間に余裕のあるときは、読解マラソン集で読解問題をしてみましょう。
 読解問題は、小学校高学年以上の生徒が、国語の選択式問題のコツをつかむために作られています。高校生の場合は、センター試験などの選択式問題と同程度の問題です。ですから、小学校4年生以下の生徒は、無理に読解問題に取り組む必要はありません。
 問題を解く時間が取れない場合は、読解問題は省略するか最初の2問だけをやる形でも結構です。適当に全問やっても勉強にはなりません。じっくり取り組める範囲で取り組んでください。
 読解問題の答えを作文用紙に書く場合は、問題の番号と答えがわかるように書いてください。書き方は自由です。
 読解問題の用紙は返却しませんが、選んだ番号と正解は山のたよりに表示されます。
 読解マラソンの問題のページから答えを送信すると、その場で採点結果が表示されます。
(この場合、作文用紙に答えを書く必要はありません)
※図解の説明は、「学習の手引」の「10.読解問題と清書の仕方」をごらんください。
http://www.mori7.com/mori/gate.php


■■パソコン入力清書の送り方
 4週の清書は、手書きで清書をした場合も、そのあと、できるだけパソコンで再入力したものを「作文の丘」から送ってください。これは、作文の進歩を生徒が実感できるようにし勉強の意欲につなげていくためです。
 清書を送る場合、週は必ず「4週」を選択してください。ほかの月や週を選択すると、その月と週の作文と講評が上書きされてしまいます。感想文を清書にする人は、三文抜き書きや要約の部分は省略するか、自分の言葉に直して書くようにしてください。
 ワードなどのワープロソフトは改行の際のスペースが正しく表示されないので、いったんメモ帳などにコピーしてメモ帳の上でスペースをつけてからインターネットで送るようにしてください。
 自宅でパソコン再入力ができない場合は、先生に(有料で)パソコン入力を依頼することもできます。その場合は、手書きの清書の住所シールの余白に「入力依頼」とご記入ください。
(入力依頼の料金は1文字1円で、翌月の受講料に加算して引き落としいたします)
 パソコンからの清書の送り方は、「学習の手引」の図解を参考にしてください。わかりにくいときは事務局に直接お電話をしてお聞きください。
http://www.mori7.com/mori/gate.php


■■8月の学力テストの募集(国内生徒対象)
 勉強の進め方で最も大事なのは、自分の今の実力を知ることと、受験の場合は志望校の過去問の傾向を知ることです。
 言葉の森では、小中学生の生徒が自分の実力を把握できるようにするために、4月、8月、12月、1月の3~4回にわたって、家庭でできる全国学力テストを実施しています。(12月は小6・中3のみ)
 小1~3は国算、小4~6は国算理社、中1~3は国数英理社で、小4~6と中2~3は、非受験型と受験型のいずれかを選べます。
 受験料は、小1~3が2,000円、小4~6が2,600円、中1~3が3,000円で、希望される方は受講料と一緒に引き落とします。参加は自由で、受験する月も自由に選択できます。
 全国学力テストですので、お子様が現在学習塾に通われている場合、その塾と同じテストになる可能性もあります。特徴は、学力テストのあとに実力強化問題集としてPal、Paljr、BPalなどの小冊子(A4サイズ)が配られることです。同じ学力テストだった場合は、通われている塾の方の学力テストを優先してくださって結構です。


◆表はウェブでごらんください。
https://www.mori7.com/mori/mori_web.php?ki=20140504#20983

◆表はウェブでごらんください。
https://www.mori7.com/mori/mori_web.php?ki=20140504#20984

日程

◆表はウェブでごらんください。
https://www.mori7.com/mori/mori_web.php?ki=20140504#20986

受験料(1回分)
○小1~3(2教科)…2,000円
○小4~6(4教科)…2,600円
○中1~3(5教科)…3,000円
(非受験型も受験型も同じ料金です)
(受験科目を減らすことはできますが受験料は変わりません)


お申込み

 詳細とお申込みは、ウェブからお願いします。
http://www.mori7.com/gakute/
(お申込みは、お電話でも受け付けています)


■■公立中高一貫校受験向けの勉強法(その2)

●じっくり考えて1問解くよりも、答えを見ながら10問読む
 勉強の能率で、最も差のつくのが、解く勉強法と読む勉強法の違いです。ほとんどの人は、問題を見ると、自分で解こうとします。自分で解くまでは答えを見ないという方法で、1問を解くのに時間をかける人が多いのです。
 そういう解き方ではなく、答えを見ながら10問読む方がずっと能率のよい勉強になります。
 大学入試の問題集では、問題のすぐ近くに答えの載っているものがかなりあります。それは、高校生になると自然にそういう能率のよい読む勉強法をする人が増えるからです。
 ところが、小中学生の問題集は、答えが別冊になっているものがほとんどです。これは、小中学生は勉強の自覚がまだないので、答えを写して形だけやったように見せる子がいるためです。
 だから、小中学生のときに、親から勉強の意義を理解させておく必要があります。つまり、勉強は、人に見せるためのものではなく、自分を向上させるためのものだということを、折にふれて伝えていくのです。
 そういう教え方をしていれば、塾や学校のテストで悪い点数を取ったときでも、驚くことはなく、むしろ弱点がわかってよかったと喜べるようになります。
●最後は書く力
 書く力は、言葉の森で毎週作文を書いていれば、自然に身につきます。
 書く勉強は、負担が大きいので、ひとりで続けるのは難しい面があります。もし、家庭で書く勉強をするとしたら(これは、作文のような長い文章ではなく、50字から200字の短い記述式の問題を解くときに、言葉の森で教えている方法ですが)、問題文を読んでそれに対して、150字なら150字の字数を決めて感想を書く練習をしていくことです。
 このときに大事なのは、AではなくBであるというように、対比のはっきりさせた文章を書いていくことです。


■■自然寺子屋合宿の詳細をホームページに
 前号でお知らせしました「自然寺子屋合宿」の詳細をホームページに掲載しました。
http://www.mori7.com/stg/
 より詳しい資料をご希望の方は、言葉の森までご連絡ください。

 対象は、言葉の森の小3~小6の生徒、及びそのご兄弟、お友達です。(ご兄弟、お友達は言葉の森の生徒でなくてかまいません)
 宿泊場所は、横浜港南台教室です。
 期間は、下記の2泊3日のコースからいずれかを選んでください。
 ○7月23日(水)~7月25日(金)2泊3日
 ○8月 5日(火)~8月 7日(木)2泊3日
 ○8月19日(火)~8月21日(木)2泊3日
 ※集合場所・解散場所とも港南台教室
 ※集合時刻は初日の午前11時、解散時刻は3日目の11時。
 費用は、各コース1名15,000円
 テーマは、子供たちに、自然の中での遊びを体験させ、毎日の自習の勉強の仕方を身につけさせることです。
 自然の中でのワイルドな遊び、朝からマイペースの自習の二つがメインです。


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