言葉の森新聞2002年10月1週号
文責 中根克明(森川林)

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■■10月から新学期
 言葉の森は10月から新学期です。前学期までの課題フォルダや用紙類はかたづけておいてください。10月から、また新しい気持ちで勉強していきましょう。(^o^)/

■■9月の課題は9月28日(土)までに「作文の丘」から送信を
 10月から、ホームページのデータが一斉に入れ替わります。9月29〜30日は、移行期間になります。インターネットを利用して作文を送っている方は、9月の課題を9月28日(土)までに「作文の丘」から送信してください。

■■学年の愛称変更(幼長は園、小1は原、高3は崖に)
 言葉の森では、学年に愛称をつけています。これまで、幼長は0山、小1は山、高3は丘でした。しかし、「山」は「課題集」という意味で使っており、また、「丘」は、「作文を送るポスト」という意味で使っていたので、混乱を避けるために、10月から次のようにしました。

◆表はウェブでごらんください。
https://www.mori7.com/mori/mori_web.php?ki=20021001#863
 高3を崖などとすると縁起でもないと言われそうですが、「崖を登る」というイメージでとらえてください。

■■通信生には先生の住所ラベルを同封しています
 通信生には、先生の住所ラベルを同封しています。この住所ラベルは、清書でペン書きするときの修整シールとしても使います。

■■認定証の賞状を同封しています
 9月1週の進級試験で、字数が規定以上、構成・題材・表現・主題の4項目すべてに◎がついた人は、合格です。認定証を同封しています。
 字数、構成・題材・表現・主題のどれかができなかった場合、合格は保留で、賞状は白紙になっています。
 合格保留の場合でも、仮進級のかたちで、10月からは新しい課題フォルダで勉強します。
 今年度の進級確定試験は、学期ごとの合格を集計した上で、2月末に行ないます。
 賞状の山で、生徒コードとパスワードを入れ、「賞状表示」ボタンを押すと、自分の賞状が見られます。
http://www.mori7.com/yama/yama_syoujou.php
 年間の進級試験日は、6月1週、9月1週、12月1週、2月1週(本試験)の予定です。
 ウェブの賞状をカラーで印刷をするときは、インターネットエクスプローラの「ツール」→「インターネットオプション」で「詳細設定」を開き、「背景の色とイメージを印刷する」にチェックを入れてください。
 「ファイル」→「ページ設定」は、A4縦(余白は、左12、右8、上8、下8ぐらい)です。
 言葉の森のパソコンには、FC隷書体のフォントを入れているので、賞状の文字が独特の字体で表示されていますが、みなさんのパソコンには同じフォントがないので、ゴシック体で表示されていると思います。
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■■その他の賞状も同封しています
 認定証のほかに、投票賞、字数賞、自習賞、作文賞、国語賞も同封しています。ただし、それぞれの賞で点数がなかった人や、9月1週に在籍していなかった人には、賞状は入っていません。

■■クラウン数
 賞状に応じてクラウンが与えられます。認定証と金賞は10クラウン、銀賞は5クラウン、銅賞は1クラウンです。
 これまでのクラウン数の累計は、「山の便り」の右上に表示されています。まだ入会して間もない人は、0クラウンになっています。
 クラウンは、賞品と引き換えできます。賞品の写真はホームページに掲載されています。
 「賞品の店」http//www.mori7.com/yama/syouhinn.php

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■■賞品の引き換え
 「50クラウン」で、ひとつの賞品と引き換えできます。
 山のたよりに印刷されている自分のクラウン数を確認して、申し込んでください。
 クラウン数の足りない人は、次の引き換えのときに、申し込んでくださいね。
 あまったクラウンは、(または、使わなかったときは)次の賞品引き換えに使えます。
 「賞品引き換え券」に全部記入して、先生宛に作文と一緒に送るか、言葉の森宛に送ってください。港南台教室の先生に渡してもかまいません。
☆☆  賞品の数に限りがありますので、「第2希望」まで、記入してください。 ☆☆
申し込み締め切り:平成14年11月20日
賞品発送:平成14年12月末の予定
(1月からの教材と一緒に送ります)
☆  数に限りがありますので、第2希望になる場合があります。
 第2希望の記入がない場合は、こちらで選ばせていただきます。
 ― ― ― ― ―きーりーとーりーせーん― ― ― ― 


■■賞品引き換え券
(全部、記入してくださいね)
「50クラウン」で、ひとつの賞品と引き換えできます
★ 学  年
★ 生徒コード
★ 名前(本名)
第1希望 (賞品番号と名前)
第2希望 (賞品番号と名前)
(第1希望の賞品がない場合は、第2希望の賞品になります)
☆  この引き換え券は、平成14年11月20日まで、つかえます。


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■■賞品の絵

◆図はウェブでごらんください。
https://www.mori7.com/mori/mori_web.php?ki=20021001#880
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■■光る表現(幼長−小4) 2002年10月1週号

ミーさん(いほめ/小1)の作文より(メグ先生/9.2週)
 おかあさんが「そとのおふろはあったかくてきもちいいね。」といっていました。わたしは、そとをみながらはいっていると、けしきがきれいでたのしいなあとおもいました。【評】ミーちゃんのおもったことがくわしくかけたね。

仁さん(うあひ/小1)の作文より(うさぎ先生/9.3週)
 おとうさんが「おもちゃをかってあげる。」といいました。けんをかってもらいました。ほしかったのでうれしかったです。【評】おとうさんのやさしいことばと、「ほしかったので」というすなおな気持ちがかけて、とてもあたたかい文章です。

ルギアさん(いそは/小2)の作文より(メグ先生/9.2週)
 よく日、外に出て自てん車をさがしました。すると、かっこいい自てん車がありました。そして、のると、すいすいはしりました。まるではやいりゅうみたいでした。【評】かっこいいたとえだね。

マッキーさん(いなく/小2)の作文より(メグ先生/9.3週)
 そんなこんなで、みんなでまるでテレビのおわらいばんぐみみたいにガチャガチャゴチャゴチャいいながらどんなのにするかそうだんした。教室は、まるでおまつりのようににぎやかだった。【評】たとえが二つもつかえたね。教室がどんなににぎやかだったかよくわかります。

パンダくんさん(いひは/小2)の作文より(けいこ先生/9.2週)
 みなさんは、台風の目をしっていますか? 台風の目の中に入ると強い風と雨がやみます。台風がいってしまったのかなと思う人が多いそうです。お母さんが、台風の目の間にいろんなものをとりこんでいるときに、わたしは「がんばれがんばれ。」と言っていました。 評:すごかった雨・風がふっと弱まるときがあるものね。台風の目が通り過ぎると、風の向きが変わるね。お母さん、大急ぎでかたづけをしたのだろうなぁ。

ノレリーさん(いらた/小2)の作文より(みち先生/9.3週)
 もし、わたしが、おばあちゃんの立場だとすると、「こんなに年がちがうのに、年の小さい子と、めぐり会えて、うれしいな〜。」といいます。おばあちゃんも、そんな気持ちだったでしょう。【評】立場を変えて、おばあちゃんの気持ちをそうぞうできましたね。いっしょのおたんじょう日は、おばあちゃんにとっても豊かな時間をすごされたのしかったでしょうね。

アリスさん(いるに/小2)の作文より(ポプリ先生/9.2週)
 「このすべりだいこわいけどやってみようよ。」と、わたしがちょっとどきどきしながら言いました。「そうだね。ゆうきをだしてやってみようよ。」とみおなちゃんが元気いっぱいに言いました。そのすべりだいは、大きなジェットコースターみたいにくねくねしていました。色は、まっさおな空のようでした。すべりだいがたのしそうでした。れつは、へびのように長かったです。評:会話文もじょうず。すべりだいのようすもよくわかるよ。

亜由美さん(うあえ/小2)の作文より(うさぎ先生/9.3週)
 おとうさんは、うちわをわたしよりあをいでいたので手がいたいだろうとおもってきいてみると、「ちょっとだけ手がいたかっただけだよ。」といったので、わたしは、とてもびっくりしました。【評】あったかくてたくましいお父さんといっしょで、うれしい気持ちがつたわってきます。

王手!さん(うあち/小2)の作文より(スズラン先生/9.3週)
 ぼくの友だちは、やっちゃんです。やっちゃんは、まるでクラス一おもしろせいじんです。:評:たとえがいいですね。どんなお友達なのか会ってみたい気持ちになりますね。

裕子さん(いせて/小3)の作文より(メグ先生/9.2週)
 先生は、「去年よりグレードアップしましたね。」と目をきらきらかがやかせていました。【評】先生の顔のようすが上手に書けたね。

ピロコさん(いつち/小3)の作文より(メグ先生/9.3週)
 (おふろそうじを)ブラシでやるとき、音はザラザラなります。まるで海のなみみたいな音です。【評】たとえをつかって、音のようすがくわしく書けたね。

大和さん(いぬむ/小3)の作文より(ゆうこ先生/9.2週)
 カレーライスは、すきなので五日は、あきずに食べられます。(六日はさすがにムリだと思います)ラザニアはおいしくてのこしたことは一回もありません。それにラザニアのことで妹とけんかをしたこともあります。うなぎはおいしいけれど小ぼねがつきささるのがいやです。ここでみなさんにもんだいです。うなぎの友だちと言えば?【評】なんでも食べれる大和くんだけど、とくに好きなのはカレーとラザニアなんだね♪ちなみに、みなさんに答えのはっぴょうです。うなぎのお友だちは「さんしょ」。

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ユッキーさん(いほむ/小3)の作文より(メグ先生/9.2週)
 はじめて火を使ってりょう理して、(お母さん、こんなたいへんなのをいつもやっているなんてすごいなあ。)と思いました。【評】毎日毎日みんなのためにお料理を作ってくださるお母さん。かんしゃしなければね。
愛子さん(いれみ/小3)の作文より(うさぎ先生/9.3週)

 わたしはサーブがきらいです。「わたし、サーブがきらいだからあい子やってよ。」と言うのでしかたなくやります。ボールがうまくあげられないし、ふりおろすとき力が出ないのでなかなかうまくいきません。【評】会話から、思ったこと、自分だけが感じていることをくわしく表現できました。

伶奈さん(いろす/小3)の作文より(メグ先生/9.2週)
 のどがふくろのようで体の色は白いふしぎな鳥でした。【評】たとえをつかって、鳥のようすがくわしく書けたね。

晨さん(うあは/小3)の作文より(うさぎ先生/9.3週)
 さいしょは、とまる予定じゃなかったけど弟が「とまりたい」と言いだしたのでとまることになりました。【評】会話と説明がうまくかみあわさって、わかりやすく書けました。

ナオさん(あわも/小4)の作文より(スズラン先生/9.3週)
 ぼくも、二学期に新聞係になり、きのう第一号を持って行き、みんなに大人気でした。とてもうれしくて、二学期はぜったいに休まず、毎週書こうという気持ちになりました。:評:クラスのみんなに喜んでもらえてよかったですね。こういう期待がやる気につながりますよね。

ロップイヤーさん(いほよ/小5)の作文より(メグ先生/9.3週)
 朝うさぎにえさをあげに1階にいって網戸をあけているとうさぎと目が合ってしまう。すると、うさぎは私を、まるであいさつをしているような目でみつめるのだ。【評】「おはよう。」と言っているようですね。

祥己さん(いわう/小5)の作文より(メグ先生/9.3週)
 もしぼくがかしらだったら、この話のかしらといっしょで涙が出てとまらないと思います。その涙は、まるで死にかけた人がまだ何年も生きられますよと言われたよろこびの涙です。【評】かしらの気持ちをしっかりと読み取っていますね。

咲恵さん(いなふ/小6)の作文より(ゆり先生/9.2週)
 良い所と言うのは、人間にとって無くてはならないもの。自分に少しでも良い所があるのが見つかると自分に自信がつく。それが大事なんだと私は思う。【評:良いところを認めてもらって自信がつくと、どんどん色んなことにもチャレンジできるよね。】

航さん(うえか/小6)の作文より(ウッチャン先生/9.2週)
 本当にできるかちょっと心配だった。なぜなら、ザリガニを手でつかめないからだ。【評】なぜならの後に、すごい理由がかくれていたね。納得!!です。

にわとりさん(やえ/小6)の作文より(メグ先生/9.3週)
 日本人は、外国に行っても、人の間に壁を作ってしまうらしい。笑顔で仲良くなろうとしてくれるのに、そこにさらに壁を作のは相手に失礼ではないか、と私は思う。 【評】確かにそのとおり。あまりにも厚い文化的カプセルは相手を不愉快にさせることもあるかもしれないね。

泰佑さん(あるい/中1)の作文より(スズラン先生/9.3週)
 ぼくは、ぼくなりに自分が自分であることを認めている。友達と遊んでいるとき、相手をほめたり、自分がほめられたりするうちに、自分であることが分かる。やはり、何をやっても、一人ではできないことがある。人と人との関係はとても大切だ。:評:自分がどういう人間なのかなと思ったとき、他の人から認められているということが大切なことになるわけですね。それが他者を認めることにつながっていきそうです。

ALO-HAさん(あるわ/中1)の作文より(ひまわり先生/9.2週)
 話すことが無かったとしても、鑑賞することによって感想を言いあえたり、お互いの好みが知りあえたり…。時には感動の物語を見て心が通じ合うということもあるはずだ。このように鑑賞物は人と人とのコミュニケーションをとりやすくしてくれていて、日本人がコミュニケーションをとる際に欠かせないものだと思う。  【評】その通り。このソフトさが、日本的コミュニケーションのいいところだね。

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