【暗唱用紙を使った自習の仕方】
 毎日、長文を1ページ音読しよう。
 その週の課題を中心にするが、自分の好きなところでもよい。
 さらにできる人は、自分の好きな長文を暗唱しよう。
 1週間で300字暗唱する方法。
 1日目に読むのは4行100字ぐらい(小2までは5行ぐらい。以下同じ)
 2日目は、次の4行100字ぐらいを読む。
 3日目は、その次の4行100字ぐらいを読む。
 4日目は、12行300字ぐらいを全部通して読む。
 5日目も、6日目も、7日目も、12行を通して読む。
 1週間で12行300字が暗唱できるようになっている。
 1ヶ月で36行900字を読む方法。
 1週間目で、12行300字ぐらいを読む(小2までは15行300字ぐらい。以下同じ)。これはできそう。
 2週間目で、次の12行300字ぐらいを読む。これもできそう。
 3週間目で、その次の12行300字ぐらいを読む。これもできそう。
 4週間目で、36行900字ぐらいを通して読む。これはちょっと難しい。
 1ヶ月で900字を暗唱できたらすごい。
 4行100字ぐらいの区切りは、4行目に「。」があればそこまで。
 4行目に「。」がない場合は、前後の「。」で。
 4行目の前後に「。」がない場合は、「、」で区切ってもよい。
 暗唱する時間は、タイマーで10分間を計ってもよいが、
 
 暗唱の木を作って数える方法もある。
 暗唱の木の作り方は、まずA4ぐらいの紙を用意する(3枚は緑、1枚は赤だとなおきれい)。
 3枚の緑の紙をこのように切る。
 その切り方は、まず二つに紙を折る。
 折り目の線の入ったところを切る。
 4つに分かれた最後の1枚をまた二つに折る。
 それをまた4つに折る。
 折り目の線の入ったところで切る。
 300字の暗唱の切り方は、このような形に切れていれば、できあがり。
暗唱用紙を使う場合
 暗唱用紙を使う場合は、切り取り線で切る。
暗唱用紙を使う場合
 100字の暗唱用は、長い方の紙を縦に谷折に二つに折る。そのあと上から山折りに折る。
暗唱用紙を使う場合
 1センチぐらいに折っていく。
暗唱用紙を使う場合
 15回ぐらいで全部折りたためる。
暗唱用紙を使う場合
 100字を1回読むたびに1回ずつ開いていく。
暗唱用紙を使う場合
 全部開いたら15回読んだことになる。これで約5分。
暗唱用紙を使う場合
 続けて読みながら、今度は折りたたんでいく。
暗唱用紙を使う場合
 全部折りたたんだら、30回読んだことになる。これで約10分。これを大枝と呼ぶ。
暗唱用紙を使う場合
 3日間3本の大枝をY字型に組み合わせて暗唱の木を作る。
暗唱用紙を使う場合
 4日目からは、300字暗唱用の小さい方の紙を折る。
暗唱用紙を使う場合
 1センチぐらいに折っていく。
 
暗唱用紙を使う場合
 5回ぐらいで全部折りたためる。
暗唱用紙を使う場合
 300字を1回読むたびに1回ずつ開いていく。
暗唱用紙を使う場合
 全部開いたら5回読んだことになる。これで約5分。
暗唱用紙を使う場合
 続けて読みながら、今度は折りたたんでいく。
暗唱用紙を使う場合
 全部折りたたんだら、300字を10回読んだことになる。これで約10分。これを小枝と呼ぶ。
暗唱用紙を使う場合
 4日間4本の小枝を、大枝の先にY字型にさす。
暗唱用紙を使う場合
 1週間で暗唱の木が1本できる。
暗唱用紙を使う場合
 コップにさして、置いておこう。(水は入れなくてよい)
暗唱用紙を使う場合
 2週間で2本できる。
暗唱用紙を使う場合
 3週間で3本できる。
 次は、A4ぐらいの赤い紙を縦に3等分に切る。
 その3等分の長さの正方形を9つ作る。
 折り目を入れると作りやすい。まず縦に大体3分の1に折る。
 三角に折りたたむ。
 裏返して、その三角を折りたたむ。
 さらに裏返して、三角を折りたたんでいく。
 次々に折り続ける。
 それを開くと、切り取り用の折り目ができている。
 900字暗唱用の切り方。
暗唱用紙を使う場合
 暗唱用紙を使う場合は、切り取り線と正方形となっているところで切り取る。
 
暗唱用紙を使う場合
 900字の暗唱をしたら花を作る。まず、正方形を三角に折る。市販の折り紙を使ってもよい。
暗唱用紙を使う場合
 もう1回三角に折る。
暗唱用紙を使う場合
 三角をふくらませる。
暗唱用紙を使う場合
 裏の三角もふくらませてひし形にする。
暗唱用紙を使う場合
 ひし形を狭く折りたたむ。900字を1回読んだら片方ずつ折りたたむとよい。2回分。
暗唱用紙を使う場合
 裏も折りたたむ。1回読むごとに片方ずつ折りたたむとよい。4回分。
暗唱用紙を使う場合
 上を丸く、はさみで切る。
暗唱用紙を使う場合
 花の途中に横の折り目を作る。
暗唱用紙を使う場合
 開くと花ができる。
暗唱用紙を使う場合
 9日間読むと9個の花ができる。
暗唱用紙を使う場合
 暗唱の木の枝と枝の間にさすとできあがり。
暗唱用紙を使う場合
 1ヶ月30日で、花の咲いた暗唱の木が3本できる。
 残った長い紙を二つに折る。
 それをまた三つに折る。
 細い長方形ができる。
 1回結ぶ。
 2回結ぶ。
 結んだところに3本の木をさしこむ。
 1ヶ月で900字の暗唱の木が完成。
 1週間ほどかざったら、長文のコピーと一緒にしてクリアファイルで記念の押し花にしよう。

 花の部分は、ツルや風船にしてノリなどでつけておいてもよい。
 
 暗唱の木の見本(緑の紙だけで作ってある)。
 別の角度から見たところ。

 花の部分は、ツルや風船にしてノリなどでつけておいてもよい。