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  12月の学力テストの募集(国内の小6中3生対象)
  9月23日(火)は休み宿題(再掲)
  9月29日(月)・30日(火)は休み
  新学期の教材を発送しました
  第4週は清書。幼稚園生は作文
   清書の意義と方法
   清書の投稿
   朝日小学生新聞の投稿先
   手書き清書の送り方
  4週目の読解問題を2問「山のたより」に表示
  変化の時代の子育てと、仕事の力をつけるための勉強
  寺子屋オンエアと自然合宿の組み合わせによる勉強
  低学年の漢字力、計算力をどうつけるか
 
言葉の森新聞 2014年9月4週号 通算第1339号

https://www.mori7.net/mori/

森新聞
12月の学力テストの募集(国内の小6中3生対象)
 言葉の森では、小中学生の生徒が自分の実力を把握できるようにするために、4月、8月、12月、1月の3~4回にわたって、家庭でできる全国学力テストを実施しています。
12月は小6・中3生のみです。受付期間は、9/22~10/14です。
 小1~3は国算、小4~6は国算理社、中1~3は国数英理社で、小4~6と中2~3は、非受験型と受験型のいずれかを選べます。
 受験料は、小1~3が2,000円、小4~6が2,600円、中1~3が3,000円で、希望される方は受講料と一緒に引き落とします。参加は自由で、受験する月も自由に選択できます。
 全国学力テストですので、お子様が現在学習塾に通われている場合、その塾と同じテストになる可能性もあります。特徴は、学力テストのあとに実力強化問題集としてPal、Paljr、BPalなどの小冊子(A4サイズ)が配られることです。同じ学力テストだった場合は、通われている塾の方の学力テストを優先してくださって結構です。
 詳細とお申込みは、ウェブからお願いします。(お電話でも受け付けています。)
http://www.mori7.net/gakute/
9月23日(火)は休み宿題(再掲)
 9月23日(火)は、休み宿題です。先生からの電話はありませんが、その週の課題を自宅で書いて提出してください。先生からの説明を聞いてから書きたいという場合は、別の日に教室までお電話をして説明をお聞きください。(平日9時~19時50分、土曜9時~11時)
 電話の説明を聞かずに自分で作文を書く人は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考にしてください。
 課題の説明の動画「授業の渚」 http://www.mori7.com/nagisa/
 オープン教育の掲示板「森の予習室」にも、学年別の予習のヒントが載っています。
9月29日(月)・30日(火)は休み
 9月29日(月)・30日(火)は、第5週でお休みです。先生からの電話はありません。振替授業もお休みです。
新学期の教材を発送しました
 新学期の教材を9月16日(火)・17日(水)に発送しました。
 国内の生徒で24日になっても届かない場合はご連絡ください。
第4週は清書。幼稚園生は作文
 幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。
 小学1年生以上の生徒は、清書を行います。
 清書をしたあと、時間に余裕のある場合は、読解マラソン集にある読解問題をしてください。
清書の意義と方法
 清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。
 
 書き直すときは、次の点に留意してください。
(1)漢字で書けるところは漢字で書く。
(2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。
(3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。
(4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。
清書の投稿
 清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。
 手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。
 新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名とふりがな(6)学校所在地(町村名までで可)など。
 投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
 同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。
朝日小学生新聞の投稿先
 104-8433東京都中央区築地3-5-4朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係
(毎日小学生新聞は、作文よりも俳句を中心に掲載しているようです。) 
※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。
手書き清書の送り方
 手書きの清書も作文と同じように先生に送ってください、翌月の1週の作文と一緒に返却します。
 パソコンで清書を入力した場合、手書きの清書は必ずしも先生に郵送などで送る必要はありません。 
 手書きの清書のスキャン画像を作文の丘からアップロードした場合も、先生に郵送などで送る必要はありません。
4週目の読解問題を2問「山のたより」に表示
 4週目の長文をもとにした読解問題を2問、山のたよりに表示しています。時間のある人は取り組んでみましょう。
 問題数を少なくして、問7と問8の2問だけにしたのは、じっくり読んで満点になるように解くことが大事だからです。
 全問を解きたい方は、「問題のページ」で長文と問題をごらんください。
▼山のたよりの表示の例

★4週目の読解問題(例)
 清書の週に、時間のある人は、4週目の長文を読んで読解問題をしてみましょう。
※問題が問7、問8となっているのは、問1~6を省略してあるからです。
※「読解マラソン集○番」と書いてあるのは、課題フォルダのその月の4週目の長文のことです。
※問1~6も含めた全問は、ウェブで見て解くことができます。( http://www.mori7.net/marason/ki.php

問7 読解どっかいマラソン集4番「授業じゅぎょう参観さんかん日だといって、」を読んで次の問題に答えましょう。
 ○と×との組み合わせが合っているものの数字を書きなさい。 
A 亜紀あきは、今日の授業じゅぎょうによって、絵美といっしょにアメリカンスクールに行くかもしれなかった
B 亜紀あきがあまりうしろをふりむくので、亜紀あきのママは近くに寄っよ てきて、「まえをむいていなさい」と言った
1 A○ B○   2 A○ B×   3 A× B○   4 A× B×

問8 読解どっかいマラソン集4番「授業じゅぎょう参観さんかん日だといって、」を読んで次の問題に答えましょう。
 ○と×との組み合わせが合っているものの数字を書きなさい。 
A 絵美は、国語の教科書を読むのが得意とくいではなかった
B 亜紀あきは、絵美に「日常にちじょう」の読み方を教えたかったが声には出さなかった
1 A○ B○   2 A○ B×   3 A× B○   4 A× B×

変化の時代の子育てと、仕事の力をつけるための勉強
 戦後の日本の社会は、個人がばらばらになる方向で発展してきました。それまでの大家族から核家族へと家族の単位が小さくなり、地域のつながりが希薄になり、家庭を中心とする個人主義が進行しました。
 家の作りも、個人個人が自分の個室を持つような方向に進んでいきました。また、家庭の中でも、父も母も働きに出て、子供はどこかに預けるという個人化が進みました。個人単位になることが社会の進歩であるかのように考えられていたのです。
 これは、国の福祉政策にも表れていました。
 昔の日本では、子供が親の面倒を見るということが普通でした。しかし、今は、子供は子供の生活、親は親の生活をそれぞれ送り、親の面倒は国が見るということが福祉の進んだ社会であるかのように思われています。子供が直接親の面倒を見るのではなく、子供の総体が年金という形で国を介して親の面倒を見るという形になっているのです。
 しかし、このような大きい政府を志向した福祉のあり方は、もう限界に来ています。いずれ、国が福祉の中心的な役割を果たすような社会は見直しが迫られ、福祉は、家族や地域のようなその人の人間関係の中で行われるようになってくるでしょう。
 これからの変化の激しい社会の中で、老人が貯蓄や投資を頼りに生きていくことはできません。頼りになるのは、変化に対応できる若い人が、自分の身近にいることです。そのときに、最も信頼できるのは、やはり自分の育てた子供です。
 このように考えると、子育ての方針も変わってきます。
 これまでの社会では、いい学校に入り、いい会社に入るか、又はいい職業につくことがゴールのように思われ、そのために受験勉強に勝つことが子育ての中心のように思われていました。しかし、今後の社会の変化を考えると、今いい会社や大きい会社は、将来の衰退企業になる可能性も高いのです。同じように、今いいと思われている安定した高収入の職業も、将来の衰退職業になる可能性が高いのです。
 では、今悪いところ、今小さい会社、今低収入の不安定な職業がよいかというと、そんなことはもちろんありません。大事なことは、今がゴールなのではなく、未来のどのような変化にも対応できるようなたくましい仕事力をつけておくことです。
 仕事力は、学校の成績だけでは測れません。また、学校の成績のように固定したものでもありません。それは、その子のさまざまな挑戦の中で次第に成長していくものです。子供に、たくましい仕事力をつけるためには、親自身も日々の生活の中で新しいものに挑戦する姿勢を持っていることが大事です。
 未来の社会は、個人が、あるいは家族が、それぞれ独自の仕事を持って暮らすような社会になるでしょう。学校の勉強は、勉強だけで価値があるのではなく、その人の仕事力の一部として価値があるのだと考えるようになってくるのです。
寺子屋オンエアと自然合宿の組み合わせによる勉強
 これからの子供たちの勉強の環境は大きく変わってきます。それは、どこかに通って勉強するよりも、自宅で毎日決まった時間に勉強した方がずっと勉強の習慣がつきやすく勉強の能率も上がると、多くの人が考え始めているからです。
 自宅での学習と言っても、紙のプリントをこなすような勉強ではなく、ネットを活用した勉強です。
 自宅学習の欠点は、ひとりで勉強していると飽きるというところにあります。
 学力テスト上位の県の共通点のひとつとして、祖父母と一緒に暮らしているということがあります。学校から帰ると祖父母がいるので、自然にそのまま家で勉強を済ませてから遊びに行くという生活の型ができている家庭が多いのです。
 これが、もし子供がひとりきりであったとしたら、勉強を済ませてから遊びに行くという殊勝なことができる子はかなり限られてきます。
 ここで、ネットの利用が考えられるのです。
 現在、ネットの活用には二つの方向があります。
 一つは、優れた授業を低価格でネット配信するという形です。これは、MOOCなどでは既に無料で行われているので、今後利用者が増えていくと思います。
 優れた授業作りにどれだけコストをかけても、ネット利用者の数が膨大なので、採算を合わせることができるのです。しかし、この分野は、最終的には大手の数社しか生き残らない分野だと思います。
 もう一つは、ネットを利用して個別指導を行うという形です。英会話教室によっては、自宅で海外の先生と英語で話ができるということを売りにしているところもあります。世界中のどこからでも先生を募集できるので、日本で通学の先生を探すよりもずっと容易に個別指導の仕組みを作ることができるです。
 言葉の森が目指しているのは、ネットのもう一つの活用の仕方です。
 これまでの教育は、先生が生徒に教えるという形が前提になっていました。今行われているネット教育も、子供が、先生に教えてもらう、又は、教材に教えてもらうという形の教育になっています。
 この教えてもらう勉強というのは、取り組みやすい反面、無駄な時間も多くなるのです。それは、先生や教材のペースで勉強していかなければならないからです。
 能率のよい、したがって密度の濃い勉強は、子供が自分のペースでできる勉強です。しかし、その自分のペースで行う方法がわからないために、ほとんどの子の勉強は教えてもらう勉強になっているのです。
 寺子屋オンエアでは、数人(10人まで)の生徒が一緒に勉強できるので、互いの勉強の様子を画面から感じることができます。
 孤独な勉強では、やる気も出にくいのですが、誰かが一緒にいるということが、勉強の意欲を引き出します。
 勉強の仕方は、先生の方からも見えるので、能率のよくないやり方をしていたら、個々にアドバイスをすることができます。
 通学の教室では、お喋りする子が出てくると、みんなが集中しにくくなることがありますが、ネットの場合は、うるさい子だけ音声をオフにしておくということもできます。(そういうことをする必要はまずありませんが、そういうこともできるということです。)
 また、先生と特定の子が話をする場合、そのやりとりが、ほかの子の邪魔にならないように音声をその子だけに限定することもできます。また、一斉に話をする必要がある場合は、全員で話をすることもできます。
 子供に話をするだけでなく、保護者にも何かを連絡したい場合、その場に保護者がいなければ、音声や動画を録音録画しておいてもらうこともできます。子供の勉強の様子は、あとで保護者も必要に応じて見ることができます。
 このように、自宅でいながらにして自分のペースで勉強し、その勉強の仕方をアドバイスしてもらうというスタイルが、これからのネット教育のもう一つの方法になってくると思います。
 しかし、ネットでの勉強が自宅で完結していたのでは、人間どうしの生身の触れ合いが少なくなってしまいます。そこで考えているのは、ネットで勉強している子供どうしが、季節ごとに自然の中で合宿する機会を持つという仕組みです。
 実際に一緒に遊び、一緒にどこかに泊まるという体験が、その後のネットでの勉強にも生きてくると思います。
▽寺子屋オンエアのページ
http://www.mori7.net/teraon/
低学年の漢字力、計算力をどうつけるか
 漢字力や計算力は、勉強の基礎です。しかし、基礎ができたから、その後の学力が自然につくというわけではありません。だから、必要以上に計算力や漢字力に力を入れる必要はありません。社会生活では、電卓でも検索でも自由に使えます。計算力や漢字力が社会生活を左右すことはありません。
 しかし、基礎ができていないと、その後の学力はつけにくくなります。特に、今の受験勉強では、計算のスピードや正確な漢字力が要求されますから、受験期には、計算や漢字の力はひととおり完成されていなければなりません。
 ここから出てくる結論は、いかに短い時間で能率よく計算力や漢字力をつけるかということになってきます。
 計算や漢字に長時間かけると、肝心の考えたり遊んだり本を読んだりする時間が少なくなってしまいます。計算や漢字の練習は必要ですが、能率よくやっていく必要があるのです。
 能率よい勉強のいちばんの鉄則は、同じ教材を同じ順序で同じように繰り返すことです。(つづく)
 
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