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中学受験作文の解説集(海外)




 第一段落は、説明。「私は、海外で、……という生活をしていた。家で、日本のニュースなどを見ていると、海外からの見方と違うところがあると感じることがあった」など。

 第二段落は、その1。「一つは、日本人は、やはり内弁慶に見えるということだった。海外で暮らしていると、自分の意見を積極的に言わないと、なかなか相手に認めてもらえないところがある。ところが、日本人はともすれば……」など。(お父さんやお母さんと話したことなども入れてみよう)

 第三段落は、その2。「もう一つは、日本ではあまり評価されていないように見える、アニメの技術など、日本の手仕事のよさが海外で高く評価されていることだ。あるとき、私の友達が……」など。

 第四段落は、一般化の主題でまとめ。「日本と世界はこれからますます密接な関係を持つようになる。そのときに、私たちが日本のよさを自覚していくことが、これから更に大事になってくるのではないか。私も、これから……」など。



 第一段落は、説明。「今、世界にはさまざまな戦争や紛争がある。その中で、私たちができること二つある。」など。
 第二段落は、その1。「第一は、身近な人と人との関係でも、話し合いと理解を大切にすることである。私たちはよく意見の違いから衝突することがある。しかし……」など。
 第三段落は、その2。「第二は、対立する問題について、お互いに譲り合う気持ちを持つことである。信号のない交差点でも、両方から来る車が互いに譲り合えば、動きはスムーズになる。それと同様に……」など。
 第四段落は、まとめ。「平和な世界とは、決して大国の政治家だけが考えるものではなく、私たち一人一人が毎日の生活の中で実現していくものである。私はこれから……」など。



 第一段落は、説明。「私が海外生活の中で困ったことは、言葉がなかなか通じなかったことだ。」など。
 第二段落は、その出来事。「私が買い物に行ったとき、ほしいものを説明できなくて困った。それは……」など。
 第三段落は、その解決策。「私は勇気を出して、紙と鉛筆にその絵をかいた。すると……」など。
 第四段落は、まとめ。「困ったことは、そのときは大変だが、それをのりこえることによってかえって自信がつく。私はこれから……」など。



 第一段落は、説明。「海外生活の中でいちばん印象に残っている行事は、夏の山登りだった。それは、……」など。
 第二段落は、第一の実例。「私は副班長でみんなの先頭を歩いた。途中で急に雨模様になり……」など。
 第三段落は、第二の実例。「その前の年も、山登りに行った。そのときはまだ事情がよくわからなかったので……」など。
 第四段落は、まとめ。「私は、この行事を通して、いつも明るい気持ちを持つことの大切さを学んだ。これからも、いろいろな行事に参加して……」など。


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