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解説集 00イバラ の池 (最新版 /印刷版 /ウェブ版 /最新版
印刷版は印刷物として生徒に配布されているものと同じです。ウェブ版は書き込み用です。 https://www.mori7.com/mine/ike.php
最新版には印刷日(2024-03-14 00:00:00)以降に追加されたもの(グレーで表示)も掲載されています。

7.1週 
●じゆうなだいめい
主な項目の説明
●はじめに絵をかく……まず、作文にいちばん書きたいことの絵をかいてみましょう。その絵を見ながら作文を書いていくと作文の中心が決まってきます。
●名前・数字……人や場所などの名前、または時刻や個数をあらわす数字をくわしく書きましょう。「ともだちのたろう君とはなこちゃん」「朝、七時におきました」など。
●たとえ……「まるでトマトみたいに赤い」「まるで雪のようにつめたい」というように「まるで〜みたい」「まるで〜のよう」という形をつかってたとえを入れてみましょう。
●思ったこと……作文の結びに自分の思ったことを書いていきましょう。「たのしかったです」「うれしかったです」「おもしろかったです」というような単純な気持ちを書くのではなく、自分が思ったことや考えたことをしっかり書いていきましょう。
●行を続ける……一文ずつ行をかえずに、どんどん続けて書いていきましょう。(会話のカギかっこ以外)
●会話行がえ……会話のカギかっこの前と後は行をかえて書きます。
○いつどこのかきだし……作文の書き出しで「いつ、どこで何がありました」ということがわかるようにしていきましょう。ただし、作文の題名によっては(たとえば「私のおかあさん」などでは)必ずしも「いつ、どこ」が必要でない場合もあります。
○かいわ……人の言ったことを「かぎかっこ」を使って表わしてみましょう。会話が入る作文を書こうとすると、自然にそのときのできごとがくわしく書けるようになります。
○ぐらいの大きさ……身近なものを使って、ものの大きさや程度を表わす練習です。「消しゴムぐらいの大きさの沢ガニ」「鉛筆ぐらいの太さのドジョウ」など。数字を使って表わす練習ではありませんから、「3センチぐらいのザリガニ」というような使い方ではありません。
○はのてん、がのをてんつけず……読点の使い方の練習です。「わたしは、」「ぼくは、」のように「は」のあとにはてんをつけます。また「ぼくがすきなのは」「おとうさんのぼうし」「おかあさんをむかえに」などの「が」「の」「を」のあとにはてんをつけません。読点と段落は、明治時代にできたもので歴史が浅いので、日本語の中にはまだ文法のように明確なかたちでは定着していません。それぞれの人が自分の呼吸を基準に読点をつけているというのが現状です。しかし、これでは子供たちにとってわかりにくいので、学年ごとに、どこでてんをつけるかの基準を示しました。
 自由な題名 小学2年生までは自由な題名です。この1週間であった出来事を思い出して書いてみましょう。題名は、「きょうのこと」や「このまえのこと」で書くと書きやすいと思います。小学校低学年のころは、日曜日などにせっかくいい話があっても、数日たつとくわしく思い出せないことがあります。低学年の子供にとって、いちばん書きやすいのは「きょうのこと」です。ただし、毎週「きょうのこと」という題名ですと、あとで題名を見たときに何の話かわからなくなりますから、書くのに慣れてきたら、「○○をしたこと」または「○○の○○」のように、中身がわかる題名で書いていきましょう。

9.2週 
●わたしのクラス
 ようちえんのクラスのことをかいてみましょう。クラスのたんにんの先生(せんせい)はどんな先生ですか。クラスのみんなでなにかをしたことをかいてもいいですよ。クラスのおともだちといっしょにあそんでいるようすもかけそうですね。

9.3週 
●一休(感)
 かんそうぶんは、つぎのようなながれで書いてみましょう。
(1)ぼくがこの話をよんでいちばんおもしろいと思ったのは、一休さんがもらったお米をまずしい人々にわけてあげたところです。(中心をきめる)
(2)ぼくも、人に親切(しんせつ)にしたことがあります。このまえ、クレヨンをわすれたともだちにじぶんのクレヨンをかしてあげました。(にた話)
(3)ぼくは、一休さんはおもしろくてやさしい人だなあとおもいました。(思ったこと)
 にた話は、お父さんやお母さんに聞いて、話をふくらませてみるといいでしょう。