ひとこと(7月3週)
最近、と言っても
アジサイの広場
紫電改うの中2
 多くの日本人にとって、欧米の文化風俗習慣は、依然として自分達の生き方
の目標や憧れの対象であるようだ。その結果、今の日本語は、日本の国際化と
言う大変動の中で、外国語、特に英語と言う強大な言語からの広汎で、しかも
ほとんど一方的な干渉にさらされている。
 
 日本人の言語生活を、言語干渉と言う新しい観点から見直してみると、そこ
には十九世紀の後半から二十世紀前半にかけて強大な西欧文明の圧倒的な影響
を受けた新生日本が、文化と言語の両面で翻弄され苦闘した姿がはっきりと浮
かんでくる。第二次世界大戦までの日本人の生活は、社会的公的な場面では、
西洋式を努めて取り入れ、家庭に戻ると服装から食事まですべてが日本式にな
り、外国文化は応接間と称する来客用の特別な部屋に限っておくことが多かっ
たということだ。
 
  英語というものがせまってきているが日本語の良い所は漢字というものが
あるので非常に便利だ。英語の場合文字をずらずら書かなければならないので
大変である。それにいっぱい外来語が入ってきたため日本語との区別がつかな
くなってしまっている。もっと日本人は日本語を大事にすべきである。
 
 この間テレビで日本人とアメリカ人の食生活の違いについてやっていた。和
食と洋食の違いで日本人は六十代になると比較的、洋食から和食に移っている
ため脂肪分が少なくなかなか病気になりにくいということだった。それにくら
べアメリカ人は歳をとっても洋食も食べているため病気になりやすいといって
いた。
 
 今は急速に文化が進みそれに対する言葉というものが出てくる。その様な言
葉や文化に対して日本は外来語に押されている。これから日本人は日本語を大
事に使っていき日本の文化を大切にしそして他国の文化を大切にしていくこと
も大事である。