ひとこと(6月2週)
地域社会
イチゴの広場
○○○○うい中2
 
 「今の時代は、地域で行われる行事が少なくなってきているから、どんどん
参加するように。」と社会科の先生に言われた事がある。この言葉を聞いて、
いつのまにかなくなった行事をいろいろ思いだした。特に運動会は強く印象に
残っていた。しかし、これでいいのだろうか。これ以上行事がなくなると人と
人との交流が無くなり、まとまりのない社会になると思う。そうすると例えば
、何らかの災害がおきて、皆で協力するときでも、自分のことだけを……。と
いうふうになりその地域は、どんどん荒れていくのである。実際私の友達の地
域は、中学生がタバコを吸っていても、皆普通の風景として素通りしてしまう
までになっているという。
 
 確かにこのような悲惨な現実はあるが、このような地域社会はわずらわしく
、うっとうしいのも確かである。こういう付き合いかたは、知られたくないこ
とも知られたりすることがある。今は特にそういうことがいわれているから、
よけいに今の人達には嫌われるのだ。天才といわれる人達も、こういう付き合
いは下手だったといわれている。地域社会を発達させるのも大切だ。しかし、
そこにある一線をおくことも大切だ。一番重要なのは、悪い方向にさせないよ
うにする一人一人の自覚である。なぜなら、未来には、ひとりでにできる未来
と、自分で作る未来との二つがあるからだ。