ひとこと(4月4週)
効力感
イチゴの広場
FD3Sあしあ高1
 
 本来子供が効力感を感じるのは自分で進んで難しい事に取り組み、身近なこ
とに手本を取って達成する事によって生み出されるものであるが、親がこれを
取り違えてブレーキをかけてしまうことがある。これの代表的な例が勉強など
にこまごまと賞罰をつけることで、これは速効性があるが効力感を伸ばすこと
は不可能となる。こんな事はやめるべきで、子供のためを思うなら子供の活動
や自己向上が促進されるように環境条件を整えてやったり、子供の内部にある
知識や価値標準を明瞭化し、それが子供の行動を導くものになるのを助ける、
と言う様にするべきだ。
 
 私もこの文章に賛同する。最近は賞がなければ真面目に取り組まない・やる
気が出ないと言う人が増えているようだがこれはまさにこの文章に書いてある
ことが原因であろう。だから私は親は子供に直接干渉するのではなく子供自身
が伸びようとするのを助ける、という様に変わるべきだと思う。
 
 その第一の方法は、親が子供を信じることである。そもそも親が子どもをせ
かしたりするのは子供のことを信用しきれていないからであろう。しかし、こ
れでは子供の効力感を失わせる。例えば子供が何かを手伝ってあげると言った
が、そのことはその子がするには早すぎる、と言う事態がおこったとしよう。
その時親がまだ早いから、といってその申し出をことわってしまったら、子供
はおそらくやる気を無くすだろう。そういうときは子供を手助けする側にまわ
って子どもを信じてやってもらうべきなのだ。
 
 その第二の方法は、親は子どもを他のものと比べすぎないことだ。そうすれ
ば親はゆとりを持って子どもを見ることができるようになり、子供をせかした
りすることはなくなるであろう。この考えを捨て去ってしまった例として今の
ある意味で狂気の沙汰のような偏差値教育が挙げられる。
 
 確かに多少は親がせかすことも必要であるが、これは子供のやる気を削ぐこ
とになることを十分承知しておかなければならない。これからは「急がば回れ
」と言う言葉を親が子供に関しても理解すべきである。子供の効力感を引き出
すためにはどうしてもそれが必要なのだ。