先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
ボランティア
アジサイの広場
玲子あそわ高2
日本は欧米諸国の国々に比べボランティア対して消極的なイメージがある。例
えばアメリカなどではボランティア活動がとても盛んだ。よくテレビなどでは
私たちと同じくらいの年の子やサラリーマンをしている中高年のお父さんたち
などが参加したりと日本では考えられないくらいにボランティアが生活の中に
溶け込んでいる。なぜ日本にはボランティアがあまり浸透していないのだろう
か。
 
 まず日本人は性格的におとなしく自分の見ず知らずの人との間に壁を作りや
すいのかもしれない。だから自分の家族や友達などにはすぐに手を貸してあげ
られるが自分に関系のない人やあまり親しくない人などが困っているときには
ちゅうちょしてしまい心の中では助けたいという思いがあるのに行動に出せな
いのだ。それに他人を手助けすると反対におせっかいなどと言われてしまう場
合がある。このような社会で生きてきた私たちはボランティアに対し臆病にな
ってしまっているのかもしれない。そしてボランティアの経験が少ない私たち
はどんな時に人がどんな助けを求めているのかが分からないのだ。この前こん
な話を聞いた。家の学校の生徒が近くの盲学校に行きなんでもいいのでボラン
ティアをしたいと先生に言ったそうだ。それを聞いて先生は盲学校で働いてい
る家の学校の卒業生に聞いてみたそうだ。すると返事は、何も知識がない人が
ただ何か手伝いをしたいと言ってもかえって危険なことになってしまう。だか
らちゃんと知識をつんでからその後にお願いしたい。というものだった。私た
ちには誰かの助けになりたいという思いは十分にあると思う。私たちは積極的
に誰にどのような助けが必要なのか学ぶ必要がある。
 
 もう一つは私たちには時間の余裕がないということだ。学生は塾や部活など
で毎日忙しい日々を送っているし働いている大人たちは残業や接待などで満足
に寝る暇もない。そんな生活を送っている人達にはボランティアをしたくても
する時間がないのだ。外国からはよく日本の部活動は厳しくとても忙しく高率
が悪いと言われ、日本のサラリーマンは働き過ぎだと有名だ。日本全体が忙し
すぎるのだ。ヨーロッパなどではサラリーマンは夕方の4時ごろ家に着き家族
との団欒を楽しんだりと色々自分の時間が持てるのでボランティアがしやすい
環境なのだろう。
 
 このような原因が重なり日本人のボランティアに対する感心が薄いのだ。人
のために何かするということはとても気持ちの良いことだ。ボランティアはも
ちろん人のためにも役立つことだが自分もためにもなる。色々普段は学べない
ことなどが学べたりと良いことずくめだ。日本人には積極性と時間が必要なの
だ。        もう少しなので続きはまた今度!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ホームページ