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すべてそれなりに理由がある
イチゴの広場
海犬うせ中3
 デジタルは、より正確な情報をドライかつ明確に表示することには優れてい
るが、前後との関連や全体の
 
 なかでの位置づけを表すことには不向きだ。一方のアナログは、全体の傾向
や位置づけを表すのは得意だが、細かい部分を見るにはわかりにくい、そして
時計に関してもデジタルは正確な時刻を表示し部品点数が少ないため、軽くて
安い。反対に、アナログは瞬時におおまかな時刻を読み取ることと、残り時間
を算出しやすいという点で優れていて、またデザインもたくさんある。しかし
、どちらがいいという訳ではなく人間の脳にも右脳と左脳があるように、時計
のデジタルとアナログも共存共栄で発展していくことだろう。
 
 私は、デジタルよりアナログ時計やアナログ人間が好きだ。
 
 理由の一つに、何とも言えない人間に対する優しさがアナログにはあると思
う。例えば、一生懸命に書いた作文に対してアナログ的に十段階評価で三とか
書かれて自分の手元に帰ってきたら、私は泣くだろう。確かに、作文の内容が
いくら変でも赤のボ-ルペンで数字だけ書いて返すのは、相手に対しての文字
の暴力だ。本来の理想は、いくら変な作文でも少しはいい所はあるから、そこ
に注目していろいろメッセ-ジを書いたり、文字の誤りやもっといい表現があ
る場合には、ポイントとして書いたりシ-ルを貼ったりしてくれたら、受け取
る方は「ああ、こんなにも自分の作文について考えてくれる人がいるのか、注
意されていることは、できるだけ守って、もっとうまく作文を書こう」と、プ
ラスイメ-ジで考えられる。簡単にどんどん優秀な人から、上からズバズバと
数字によって別けられるよりか、三から四の間の微妙な所を、優しく丁寧に教
えてくれるのだ。
 
 確かに、デジタルは、アナログの短所であるところを長所としている。アナ
ログは成績が少し落ちぎみの人には天使となる声だが、成績が上がっている人
には分かりにくい表現である。人間というのは都合のいいもので、自分の成績
が上がっているところでは、日に日に上がって行く自分の成績を数字としてみ
たがるものだ。
 
 しかし、「どっちが必要で、必要でないのか」は、人によって違うし、場合
によっても違う。「生存とするものには、良いとか悪いとかいう前にすべてそれ
なりの理由がある」という言葉があるように、私達は、これから、時と場合によ
ってアナログとデジタルを上手に使い分けなければ行けないと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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