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「あなたがたはとくと」を読んで
エンジュの広場
寛子こた小5
 かりにこういう人間的な働きがなくなったら、この世に美しいものは、どん
なに少なくなってくるでしょう。さて、興味深いことには、ほうぼうでめぐり
合った手仕事による品物は、それがどんなに美しい場合でも、一つとして作っ
た人の名をしるしたものはありません。なぜなら職人の作ったものは平凡であ
り、美術家の作るものは非凡であると思われるからです。
 
 この話を読んで、私は、ぜったい機械で作るより、手で作る方がいいと思い
ました。なぜかというと、手作りのほうが、なんだか作った人の、愛情が、伝
わってくるような感じがするからです。
 
 私は、幼稚園の時、お母さんが、体操袋を作ってくれた時がありました。そ
のときほとんどの人が、どこか違う所で買ったみたいなものだったので、お母
さんに、
 
 「やっぱり、手作りはいいねえ。」
 
 と、言うと、
 
 「でも、ひろちゃんも、大きくなったら、こうやって、作らないといけない
んだよ。」
 
 と言われたことがありました。でもその時は、(え~~~~やっぱり作らな
いといけないんだ~。)と、おもいまし。
 
 でも、やっぱり、機械で作っても、手で作っても、私は、どちらでもかわい
ければいいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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