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赤ちゃん言葉という日本文化
アジサイの広場
つか中2
 日本には、赤ちゃんことばという日本文化がある。
 
 日本の赤ちゃんは食べ物のことを指して「マンマ」ということが多い。そし
て、自動車のことは「ブーブー」、犬は「ワンワン」となる。
 
 大人が赤ちゃんに向かって語りかける時にもまったく同じ要領で使用されて
いる。お母さんに向かって、「ご飯食べる?」と聞くかわりに「マンマ食べる
?」と尋ねる。同一の女性がほかの成人に対して「マンマ食べる?」と化「ブ
ーブーよ?」と発言することはまず考えられないし。
 
 フランス語文化では、赤ちゃんことばはほとんど聞かれないのだという。わ
ずかに「ねんね」が「ドド」、「おっぱい」が「ロロ」、「おしっこ」が「ピ
ピ」、「うんち」が「カカ」の四語で、あらわされている。
 
 日本人は子供に対して犬を「ワンワン」といったり、赤ちゃん言葉が多くて
子供に甘い。
 
 フランス人は子供に対して犬を「犬」といい、赤ちゃん言葉があまりなく、
子供を大人扱いしている。
 
 だから、べつに、日本人もフランス人もどっちがいいとか、わるいとかわ、
関係ない。フランス人は、人に対して冷たい。でも日本人は、心やさしい。
 
 日本人は、赤ちゃん言葉が多い。でもフランス人は、赤ちゃん言葉が少ない
 
 子供は大人を小さくしたものではなく、それ独自の価値を持っている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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