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所有とレンタルとリサイクル
イチゴの広場
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所有とレンタルとリサイクル        矢崎陽一
 
 今、日本には物が溢れている。豊富な工業製品が生まれると同時に、古い物
を捨てて新しい物を買おうと誰もがしているうちに粗大ゴミが増え、機械その
他、細かく戻して再利用できないものが、森の中に捨てられたりいろいろな形
で環境に悪い処理の仕方をされて きた。そのため、ダイオキシン汚染、オゾ
ン破壊などいろんな問題が生じてきた。それに対し、それを見直そうという声
がここ数年広がってきた。それがリサイクルショップやバザーなどでリサイク
ルをしようという動きだ。
 
 もう一つに、レンタルというシステムがある。それは物を買わずにレンタル
をして商品を使用しようという物だ。レンタルできる物は本、ビデオ、CD、住
宅、育児用品、旅行グッツなどがある。本というのは、買うと高いが、市の図
書館や、学校の図書室で無料で借りることができるので買わなくても、本を読
むことができる。ビデオやCDもお金はかかるが、商品を買うよりはるかに安く
レンタルすることができる。このレンタル制度という物は今に始まったことで
はないが、最近は不景気ということもあり、商品を買わずにレンタルする人が
増えてきた。
 
 私もその一人だ。昔はしばしばCDを買っていたが最近はレンタルをしてMDに
録音して聞いている。CDを買ってもすぐに飽きてしまうだけだしやっぱりお金
がかかってしまうのでよほど好きな曲でなければ買わない。
 
 「金は天下の回り物」ということわざがある。同じように物についても言え
るのではないか。この世に生み出された物も、いろいろな人のところを回って
使い尽くされて捨てられるか、大事に使われるほうが幸せだと思う。
 
 気に入った物と必要な物だけを周りにおいて、レンタルでいろいろな商品を
試してみることが地球のためにも人々のためにも良いと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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