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たまご
イチゴの広場
ドリカムうせ中3
 比喩表現を使って説明すると、分かりやすく長く私達の印象に残る。又、比
喩を日常会話で効果的に使うと、表現が生きていき印象強く、よりよく伝える
ことができる。〔ほとんど同じ事を言っている(笑い)〕
 
 比喩には色々な言い方も使い方もあるが、私が一番印象的な比喩の使い方と
して、小学校の時にリコ-ダ-を教えてくれた先生で、「肩にそんな力を入れ
ないで、脇にタマゴひとつ分はいるぐらいの余裕もってっ吹こう」といってい
ました。「なるほど」と私は納得し実践しました。もしも先生が「脇をを五セ
ンチぐらい空けて」といっても、正確すぎて「五センチ五センチ」と今度は脇
の方に集中しすぎてもっと肩の方に力が入ってしまう。しかし、私は実際にタ
マゴを脇に挟んだことはないがすぐに感覚的に分かってしまった。
 
 もし、ハムスタ-がとても好きな先生でみんなの前で「脇にハムスタ-のお
尻を挟むぐらいの余裕を持って」と言ったのならばハムスタ-を買っている人
ぐらいがわかるだけで、ほとんどの生徒は、分からないままリコ-ダ-を吹い
ていくだろう。タマゴとハムスタ-、ほとんど大きさは一緒である〔少し言い
過ぎかな(笑い)〕しかし、卵を見たことも聞いたこともない人はあまりいな
いだろう。そして、ハムスタ-を見たことがない人の方が断然多いだろう。私
だって、ハムスタ-を買うまでは見たことも聞いたこともなかった。
 
 比喩を使うことのポイントとして誰もが共通に同じ連想ができるような身近
でとてもよく知られていなければ、一人一人全く違う解釈をしてしまう。例え
ば、リスみたいな女の子。ほとんどの人は、可愛くて小柄な女のこと連想する
人がほとんどだが、もしかして、大きくてとても狂暴な生き物としてリスを解
釈している人がいたとなた、ものすごい女の子のことと、誤解されてしまう。
〔そんなことはあまりないけれど(笑い)〕
 
 しかし、比喩というのは、教える立場にとってとても便利な説明の仕方であ
る。
 
 「もともと地上に、道はない。歩く人が多ければそこが道となるのだ」という
言葉がある。私達人間は、そんな便利な比喩を作り出し使っていくことで、言
葉が豊かになり誰もが分かりやすくなるのではないか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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