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みんなで、家を作ろう。 エンジュの広場
らくだいうみ中1

 建築学が一つ一つの独立した建物をつくる技術であった段階まではそれでよかったであろうが、現在では、その底流に生物学的なものの見方、考
え方がしっかり根を下していないと、建築もインテリアも本当に人間のためのものになりえないということが、いま反省され始めようとしている。 いま都市空間の例をあげよう。公共建築のような昼間の建物はそれで我慢できるとしても、住宅のような夜の生活を伴う建物では、なんとなく馴染 みにくい。夜になると人間は原始に戻る。  

 人間だって、感情を持って生きているから、いちいち、型にはめたものの考えだけでは、いけないような気もする。理由は、二つある。
 

 第一の理由は、あまり人工的なものだけでは、いけないと思うからだ。
 

 第二の理由は、人間だって息抜きが必要だからだ。私だって、いつもいつもガミガミ言われてばかりではいやだからだ。
 

 みんな、誰だって自分の時間が欲しいのだと思う。
 

 
 

 
                                             
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