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柔軟な心を持って オナガの広場
シュシュあさつ小6

 ある朝、パパとママと小さなトーマスが、キッチンで朝食を食べている。すると突然パパが天井近くまで、浮かび上がる。トーマスには、別にた
いしたことにうつらないが、ママは、びっくりぎょうてんして、けたたましく叫ぶ。どうしてこんなに二人の反応が違うのか。ママは人間は飛ばな いということをとっくに学んでいるが、トーマスはまだ学んでいない。私たちは子供のうちにこの世界に驚く能力を失ってしまうらしい。  

 私がまだ小さかった時には、「空の雲に乗ったら、おもしろいだろーなー」なんて思っていた。でも、いま友達にそんな事を言ったら、「は?な
にいってんの?!」なんて言われるだろう。今は、もう雲が水蒸気でできていてのることなんて絶対できないことを知っている。雲だけでなくて世 界の全てのことがふしぎなことに思えていた。でも、今は頭の中に色々な常識が入っているから空が青いのも一日が24時間なのも、当然のことと 思っている。しかし、もしもいきなり魚が陸を歩き出したりしたら私たちはとても驚くだろう。だが、まだ世界のことを良く知らない小さな子はは じめに少しおどろいただけで、後は普通のこととして受け止めてしまうだろう。  

 人間は、1つの考え方にとらわれていないで、他のことも受け止める柔軟な心を持っていなければいけないという事が分かった。私も、小さい時
の新鮮さを忘れずに行けたら良いと思う。  

 
                                                   
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