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読書のきっかけ エンジュの村の広場
 正人／いなり小6 わたしが初めて本の楽しさに気がついたのは、「ハリー・ポッター」を読んでからだった。それは、評判になっていたからで始め百ページ位読んで そのままにしておいたが、映画が上映され見に行ってから日本語でもっと理解したくて本をまた読み始めた。映画を見た帰りの車で思わず、 　

　「はあ、映画より原作のほうがおもしろいなあ。」 　

　と言ってしまった。それは、映画やテレビの場合だとどんどん進んでいってしまうし、例えばわたしが想像しているハリー・ポッターではなくそ の作る人のイメージに沿って映画が出来あがっているからわたしが考えるハリー・ポッターと違っていました。例えば本を読んでいるときハリー・ ポッターが息苦しくなると僕の体にも伝わって息苦しくなってしまう。なんだか自分が本の中にいるような気がする。 　

　この夏休みにミヒャエル・エンデの「はてしない物語」を読んだ。とても長くて最初は読みきれないと思ったけれど読み終わった後は、 　

　「ああ、もう終わたのかよう。」 　

　と感じた。五年生で同じ本を読んだ子がいてその子もあれっておもしろいよねって言われて、こういうことで会話が出来るって相手の考えも分か るから本が楽しい。今はドリトル先生を読んでいる。歯みがきをするように毎日かかさず読んでいる 　

　わたし達子供にとって自分だけでは体験できないことや自分で思いもしない考え方があることが分かる。図書館に在る本をたくさん読んで友達に アドバイスが出来るようになりたい。 　

　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　
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