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旅館とホテル アジサイの広場
すみすみあない小5

 「うわっ、すごいねー。本物の温泉って感じだよ。」
 

 私は去年の12月31日から、今年の1月2日まで、家族で青森にある2つの温泉に行った。   
 

 一つ目の温泉は、八甲田山の山中にある「谷地温泉」という温泉で、とても古そうな感じで、湯治のために来ていると思われるおばあさんが多か
ったように思う。この温泉の名物は、冬の夜に食堂の前に出る「テン」だ。テレビでもテンのことが放送されていた。(私達も見たかったのだが、 次の日の朝に足跡を見て、テンのかわりにイタチを見ただけだった。)私達がその温泉に行ったときは、タダで送り迎えしてもらえる送迎バスで行 ったのだが、一番近い道が通行止めになっていたので、温泉につくまでになんと3時間もかかってしまった。肝心のお湯は、飲用湯を飲んだところ 、苦いというのが第一印象だ。女湯には、白く濁った42度のお湯と無色透明38度のお湯がある。湯治には効きそうなお湯だった。それから、貴 重な体験をした。貴重な体験とは、混浴風呂に入ったことだ。その時、私の兄と父しか入っていなかったから、おばさん突撃隊と共に混浴風呂に突 撃していった。混浴は生まれて初めてだったから、良い経験になったと思う。山奥ではあるけど、とてもいい雰囲気だなあと思う。  

 二つ目の温泉は、「小牧温泉」だ。この温泉は、谷地温泉とは違い、ものすごく大きなホテルだ。あまりに広いため、ホテル内の地図がフロント
に置いてあった。ちなみにここは、旅行業者の人達が選んだ、全国で魅力ある温泉10年連続第1位だそうだ。この温泉の名物は、「大岩風呂」だ 。こんなに広いお風呂は初めてだから、とてもびっくりした。この大岩風呂は、奥入瀬渓谷と、十和田湖をモチーフにしたものだ。子供としてはと ても嬉しいが、疲れるなあとは思う。  

 二つの温泉を比較してみて、私としては谷地温泉が好きだったかなあと思う。なぜかというと、この温泉は他に入っている人との交流みたいなこ
ともあるし、ああ、温泉に来たな。というような硫黄のにおいがしたりする。私はこんな体験を(記憶によると)したことがなかったし、個室でも 田舎の家というような感じで、とても落ち着いた。大きなホテルもたまには良いが、どちらかというと、旅館みたいなところが良いなと思う。                                                  
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