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真っ白な雪が線路に早変わり!! アジサイの広場
友葵あしも小5 真っ白な雪が線路に早変わり!!  2002・1・8  

 一月二日は、たくさん雪が降った。二日の夜におばあちゃんが、
 

 「そういえば、佐千子(私のお母さん)と陽一(いとこのお父さん)のそりが、あるよー。明日、拓磨(六年生のいとこ『たっくん』)と友葵と
彩華(二年生のいとこ)で、そりすれば?」  

 と言った。
 

 「やった―――!!明日、雪あるといいね~。」
 

 とたっくんと彩華と私とで、言っていた。
 

 次の日、私はおばあちゃんの次に起きた。窓をのぞいてみると、真っ白でふかふかしてそうな雪が昨日より、たくさん積っている。まさに銀世界
 

 「わぁ~!!そり日和~!!」
 

 と、心の中で叫んだ。
 

 そして、おばあちゃんに、
 

 「そりしてくるね。」 と言って、家の向いの公園にある、小高い丘へ、スキーウェアーを着て、走っていった。私は、 「よっしゃ!一番乗り
!『早起きは三文の得』だなぁ~!!」  

 と思いながら、丘のてっぺんまで登り、滑ったが雪に沈んでしまう。何回も挑戦したが、無理だった。 「そりなんか、全然おもしろくないっ!
早起きは三文の損だ!」 と怒っていた。  

 たっくんも彩華も起きてきて、しばらくして、 「そりしようー!」 と言われた。
 

 「え~!」 と言いつつ、しぶしぶ行った。 三人で雪にしずんでいると、お母さんといとこのお母さんが来た。お母さんが、
 

 「雪を踏み固めるんだよ。」 と言って教えてくれた。五人だったので、すぐ終わった。滑ってみると、見事に滑れた。「なんだ、こうするんだ
~!さすが、お母さん!」 と思った。  

 ただ滑るだけに飽きてきた。そこで、雪の線路に、コブを作ることにした。初めは、十五センチメートルぐらいのコブだった。しかし、もっとス
リル満点にするために、もっと大きいコブを作ることにした。まるで、大工さんになったようだった。四十五センチメートルの段差を作って、滑っ てみた。五秒ぐらい浮くのだ。すごく迫力満点で、たのしかった。寒いはずなのに、暑かった。お母さん達大人もまるで、子供のようだった。 私 は、 「冬はこたつばかりじゃなくって、外であそんだら楽しいな。」  

 と思った。 
                         
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