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食べ物とは文化日本の食生活と宗教 イチゴの広場
健太いせつ小5

 食べ物とは文化日本の食生活と宗教
 

 数年前のことになるが、私(長文の筆者)は米国人の言語学者T氏と東京で親しくなった。彼はもともとアメリカ・インディアンの言語を専門に
研究していたが、終戦後の日本に軍人として駐留していたこともあって、最近では日本語の歴史や方言にも興味を示しはじめ、遂に奥さんと三人の 娘をつれて東京にやって来たのである。自分の国の食物と同じものが、外国の食事の中にありながら、その食物と他の食物との関係が、自国の食事 の場合と違うという、つまり同一の食物の食事全体における価値が、文化によって異なるときに、難しい問題がおきるのである。  

 私たちが、外国語を学習する際にも、自国語の構造を自分ではそれと気づかずに、まず対象に投影して理解するという方法をとりやすい。従って
いろいろと食い違いが生じてくるのも当然である.  

 この長文はいちばん言いたいことは、「食べ物または食生活とは文化」、「文化とは宗教」と言うところかかと思う。食べ物と文化と宗教の3つ
は不思議につながっている。例えば、イスラム教徒はイスラム教を信じていて豚肉を不浄なものとして決して食べない。これはイスラム教と言う宗 教が豚肉を不浄なものという文化をつくったため、豚肉をなものとして決して食べないといった食生活(宗教的文化)が出来た。またカトリック教 徒は金曜日には獣肉を食べない。さらにインドに行って、いくら「ビーフステーキが食べたい」と思っても、インドの宗教的文化によってこの願い は、かなえられない。だから海外に行くときには、その国の食生活を良く調べてから行くべきである。  

 来年日本と韓国でワールドカップが開かれるが、韓国では犬肉料理・日本ではなんとおすしが野蛮と言われている。また外国人(主にヨーロッパ
やアメリカ合衆国)は、あのたこを「足が8本もあってまるで悪魔の化身みたいだ」と言う。「じゃあ足が10本もあるイかはどうなんだ(笑)」 僕はどこがどうして悪魔の化身が、よく分からない。しかしワールドカップが開かれている時に、その店を臨時休業にすると言う。僕はたった1度 のワールドカップのために、両方の国の大切な文化(食生活)つまり日本のおすしや、韓国の犬肉料理のおみせを臨時休業にするのは、もったいな  

 日本は「どんな宗教を信じても良い」と言うから「これは絶対に食べるな」と言うものが無い。だいたい結婚式は神式で、クリスマスはキリスト
教、死んだら仏教といろいろなものがある。昔は仏教を信じていたので肉・魚などをたべていなかったが、最近は日本人には宗教と言う意識が薄れ  

 僕は日本人がもっと宗教を大事にすべきだと思う。また外国人(主にヨーロッパやアメリカ合衆国)のひとたちも、もっと他の国の文化に親しむ
べきだと思う。  

 
                                           
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