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日本人精神 イチゴの広場
ひまわりあなつ高2 ☆ 日本人には、ボランティア精神が希薄で、そのシステムを社会的に定着させるのは困難でないかという意見がある。アメリカは、キリスト教とい うバックボーンがある、時間的ゆとりがあるといった条件がそろっているため、アメリカではボランティアが発達しているのだ。しかし日本も「困 ったときはお互い様」という相互扶助の精神を持っている。ここに日本的ボランティア活動が根づく地盤があるのだと筆者は考えている。そして最 近では日本もゆとりの世界に入っているのだが、日本人は自分から呼びかけたりするのが苦手であるという点についても考えている。  

 ☆ 私も、日本人には立派なボランティア精神が備わっていると思う。一回テレビや広告で呼びかけると一気にボランティア参加者が集まるという
ことが立派に証明している。毎年のテレビ番組で、二十四時間テレビという番組があるが、ここでは毎年のようにたくさんの募金が集まる。阪神大 震災が起きたときも日本中の人々がさまざまなものを寄付した。これはやはり昔からもっている私たちの助け合いの精神であろう。これはいつまで ももち続けて行きたい。  

 ☆ ただ、日本人はそのようなやさしい心を持っていながら自分から何かしようという人がいないと筆者は言っている。たしかにそのとおりである
。CMや広告で呼びかけられると私たちの心は動いて行動となる。だがそれがなければ私たちは動かないかもしれない。これは民族全体の性質だと私 は思う。日本人は一言で言えば消極的な動物なのだ。アメリカ人に比べたらなんとなく声も小さいような性格である。この性格のせいで誰も自分か ら行動しようとしないという事はやはり良いとは言えない。しかしその点も長所となる場合も存在するのだ。一本のCMでボランティア参加者が集ま るということはある意味とてもやりやすく揉め事などもおきにくい。日本人はこれからもっと時間に余裕がでてきて、ボランティアなどに参加でき る。よって助けてほしければ誰が一言皆に言えば日本人は行動してくれるのだ。そのようにして日本人同士、「困ったときはお互いさま」の考え方 をもっと根強いものとするべきである。  

 
                                                   
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