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清書:土とミミズ イチゴの広場
A.Lあそき中1

 ミミズは土を豊かにするため、自然には欠かせない生き物となっている。でも、土を豊かにするのはミミズだけではない。ダニも豊かな土作りに
貢献している(とくにササラダ二)。ダニと言うと、動物の血を吸う生き物と思われるが、吸血性のダニは1割にも満たない。残りの9割は、落ち 葉や小虫を食べている。しかも、森や林では1㎡あたり約5万匹のダニがいるという。  

 最近、僕は庭でミミズを見かけない。見かけないというよりも、気付かないだけかもしれない。もしも、ミミズがいなくなっていたのだとしたら
大変だ。でも、今のところは元気に厄介な雑草が生えているし、母がミミズをよく見かけると言っているので、土は死んでいないだろう。  

 では、もし道路をコンクリートで固めたり、畑で化学肥料を使用したりするとどうなるだろうか。もちろん、良いところはあるだろう。しかし、
いい面だけではない。コンクリートで道路を固めてしまうと、そこにいる動植物は死んでしまうだろう。とてもコンクリートが混ざった土で、生き られるはずがないだろう。化学肥料の場合は、それに含まれるリンが海に流れてしまうと、赤潮の原因となってしまう。  

 最近は、いろんな薬によって清潔になってきている。たしかに清潔なのはいいが、あまりにも清潔になりすぎ、アトピーやアレルギーなどの病気
が増えてきた。これでは、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」なので、本来の自然を大切にしながら、人間は生きていけばいいと思う。                                                    
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