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現在の特許権や著作権のあり方 アジサイの広場
AE86えや高2

 本来、特許制度は発明を保護する狙いをもっている。技術を「公開」した代償として、発明者に「独占権」を与えようとするものである。つまり
、呉服や道具や書物やお菓子にいたるまで、新規のものを製造販売することは禁じられたのである。また長い間売ってきたものに、たとえば色を変 えるとか、素材に別のものを使って、目先の変化をつけようとすることも禁じられた。  

 特許、および著作権はとても大切なものである。これがなくては、今の世界はダメになると言っても過言ではないだろう。それ故に特許制度等が
厳しい。しかし、それをうまく潜り抜ける者も存在している。現在はインターネットが普及したこともあり、個人間でのやり取りがとても多くなっ てきた。例えば、音楽であれば「Aさんがaという曲を持っていて、今bという曲が欲しい。そこでbという曲を持っているBさんからAさんはイ ンターネットを通じて手に入れる」という現象が起きている。これは個人間の取引であるから、法には触れないかも知れないが、明らかに違法行為 である。しかし、私たちも普段、何気なくやっていないだろうか? レンタルしてきたCDをCD-RやMDに録音し、それを友達に貸すといったこ  

 しかし、著作権が全く機能していないのかというと、そうではない。なぜなら、全く機能していなければ「どーせ作ってもコピーされちゃうんだ
から」と、曲を作る人などいなくなってしまうだろう。それに、新曲が出てからレンタルされるまでにタイムラグがあるのもそのためだ。  

 今の著作権は、厳しいように見えてまだまだ抜け道がある。その抜け道を悪い方向に利用するのも、良い方向に修正していくのも、私たち自身の
責任である。  

 
                                                 
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