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講評
題名:命のとおとさ
名前:有貴さん(いおし小5アジサイの広場
内容字数514構成 題材表現: 主題:表記:
今年は、夏の暑さが格別だったね。けれども、台風11号が過ぎ去ってから急に涼しくなって意外。 先生のうちの
周りでは、台風の日を境にセミの声がピッタリ止んでしまいました。話し声が聞こえないほどにぎやかな鳴き声は
、今ではすっかり秋の虫のしっとりとひかえめな合唱にいれかわっています。 今も、雨の中、「キュンキュンキ
ュン・・・」と、誰だか鳴いている声が聞こえてくるよ。 オガチョン君がいう「秋の楽しみ」。その通りです。"☆
" ☆体験(実際のできごとをくわしく)が入っていないので、字数が短くなりましたが、自分の心の中をのぞき
こんで思ったことを深めた、よい作品だね。☆秋の虫を、生き方に結びつけて考えたのが、個性的です。・短い人
生の間に、虫は何を考えて何をするのか?そして虫は人生に満足して死んでいくのか?どうだろうね。答えを探そ
うとしても見つからないな。でも、天敵のクモや人間の足からのがれて、虫は「生きている」ことだけで満足して
いるようにも思えます。 どんなふうに生きたいという欲がないのね。 一方、・「いかに上手に生きていかに幸
せに暮らすか。」これが、人間の生きる望みにつながるのでしょうが、逆にこの願いにとらわれて「自分は幸せで
はない」と思ってしまうのも人間だね。 とすると、「生きるだけ」を楽しんでいる虫たちの暮らしも悪くないか
な(笑)。オガチョン君は、どう思う?しかしもし、人間以外の多くの生き物が人間と同じことを考え出すと、地
球上は大混乱に陥りそうだと思いませんか? ☆世の中では、命の大切さを置き去りにした事件が相次いでいます
よね。人間の心に余裕がなくなってきたのかな?虫の声をきっかけにして、命の尊さを考える。こんなひとときを
持つことで、人間に命があることの「幸せ」を確認したいものですね。▲一時→ひととき・・・なんて、BGMが虫
の声だったせいか、オガチョン君の意見に誘われたからか、先生もちょっと感傷的な気持ちになったわ。"☆""☆"
■ 次回の長文は、意見の書き方がやや複雑です。 何度も読んで、日本人とイギリス人の動物(犬)に対する考
ふじのみや先生(ふじ

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