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講評
題名:知的財産をどうあつかうべきか
名前:山口晃弘さん(あうイチゴの広場
内容字数1109構成題材 表現: 主題:表記:


 これは、書きにくかったでしょう。 問題は二重にあって、オープンかクローズドかということと、商用かフリ
ーかということ。この二つは似ているけど、異なる問題を提起している。 大きな視野で見ると、どちらがモチベ
ーションが高いかということになると思う。つまり、社会全体の進歩と平和を保障するのは、どちらの立場の方か
ということ。 一人また少数のアイデアで発明(創造)ができる状況では(芸術作品などはその典型)、作業の間
の喜びももちろんあるけど、その発明や創造が何らかのかたちで報われるというシステムが必要になる。せっかく
作った絵や音楽が、ただでコピーされたら、だんだんやる気がなくなるから。 しかし、人数の多い集団が協同で
作業する発明や創造に関しては、貢献度に応じて利益が還元される仕組みを作ることはきわめて難しいという事情
がある。そして、それ以上に重要なのが、協同作業では、その作業にだれもが自由に参加できるというオープンな
面がないと、作業に喜びが得られないということ。 WindowsとLinuxの二つのOSの開発に関して言えば、たぶん
商用のWindowsの方はバグとりなどのためにしたくもない作業を高給でいやいやさせられている多数の社員によっ
て支えられている。(違ったらごめん^_^;)Linuxは、それよりも更に何桁も多数の無償のハッカーたちの自発的
な作業によって支えられている。(ような気がする) これが今後どういうかたちで進むかはわからないが、何か
すごくおもしろいことが起こっているような気がするなあ。 このへんの本を読んでみると楽しいと思うよ。Yaho
oの本屋さんで、「オープンソース」などをキーワードに検索すると出てくるはず。"☆"
森川林先生(なね

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