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自由の女神
エンジュの広場
たぬきのと中1


 人間はみずからを飼育して自己家畜化している。まず人間は、人間自身を飼育しているのではないか。女房に亭主が飼育されているというような
ことではまったく違う。飼育動物とはそれなりに自由に動いてはいるが少し大きな目で見ると人工的につっくたその場の中でフリーなのにすぎない
。狭いおりの中で飼育されているのと、放飼場のついた飼育場で飼われているのとは全然違う。自由が無い。
 


 例えば、昔の人は「腹が減ったら食べる」「眠くなったら寝る」というような生活をしていた。しかし、今を見てみるとお弁当の時間というもの
があってその時間にならないと食べられない。そして眠くなったら寝れない。最初に出てきたお弁当のことなんか食べる時間も決まっている。今は
時間に少し縛られすぎかなとも思う。授業中だとかそういう時も子供が遊んでいるのを見たりすると「あー遊びたいなー」なんて思ったりする。自
由の時間が足りないのかななんて思ったりもする。昔なんか自分の好きな時に好きな事ができる。しかし、決まった時間に何かをやるというのはけ
っして悪いことではないと思うが、少しは息抜きぐらいに自由があってもいいと思う。でも一番いいのは、自由と自己家畜化を丁度いいぐらいにし
ていくのが一番いい事だと思う。でもその自由と自己家畜化を一緒していくのが難しいことだと思う。でもそれができれば、とても精神的に楽にな
ると思う。「自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう」というよう
な言葉があるとうり自由というものは、とっても大切なことだと思う
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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