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講評 題名: いじめ問題 名前: 稔央 さん( いつや アジサイ の広場
内容 字数 1021 構成   題材   表現:   主題: 表記:

 なかなか深い考察。 考えることが好きだと言うことがよくわかる。こういうオリジナルな考えをどんどん蓄積してい
くといいと思うよ。 確かに、人間の心の中には本質的に暴力的なものがあると思うなあ。ないと、今ごろ絶滅していた だろうから(笑)。 そういうものを見まいとするのが、近代の理性だったけれど、その欺瞞性が今あちこちでほころび つつあるということだろうね。しかし、例えば実際のクラス運営で、担任の先生が、生徒に暴力の本質に気づかせるため に、クラスで飼っているペットのザリガニか何かを生け贄にしたら(天ぷらにするとか)、弊害の方がずっと大きいよう に思うなあ。キャンプで、釣ったばかりのマスをさばいたりするときでも、男の子はうれしがってやるけど、女の子はキ ャーキャー言うよね(今は逆かも)。そのどちらも人間の真実であるような気がするなあ。 すると、たぶん、暴力の隠 蔽と暴力の直接的暴露の間に、より高い次元の総合化があるという気がする。 でも、これは考えるたびに新しい発見が あるという性質のものだから、初めから安定した意見を書くのではなく、習作として何度も書き足していくといいと思う よ。 力作。次回は表現の工夫の練習をしようか。"☆" 森川林 先生( なね
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