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講評 題名: 匿名社会の暗示 名前: 横浜太郎 さん( あわか 高1 アジサイ の広場
内容 字数 1596 構成 題材 表現: 主題: 表記: "☆" あわか君自身がインターネットを使って、自分の世界を広げていることもあり、それぞれの主張に説得力があるね 。「KDDI」のコマーシャル・江戸時代のかわら版などの話題も、うまく取り入れられているね。 インターネットの 特性として、「自らが全世界に向けての情報発信者となりえる」ということは、よく言われている。発信者にとってのデ メリット(発言への過剰反応)に対するディフェンスが「匿名」ということになるのだね。発信者によっては、この匿名 性を悪用することもあり、これは受信者にとっての不利益となる。そのことを示した上で、それでも匿名性が必要である という主張にすると、なおよかったかな。 人は現実の社会の中で、自らの存在意義を確認できないと、かなり不安定に なるのではないだろうか。空想世界や、匿名世界の中で、いかに存在を主張したとしても(すればするほど、かな)現実 社会とのギャップや乖離に苦しむことにならないだろうか。そういった不幸な事例を見聞きすることもあるね。この点に ついて、もう一歩踏み込んでまとめの段落を論じてみるのもおもしろそうだね。△「匿名制」→敢えて「性」ではなく「 制」にしたのかな。「匿名でなくてはナラン」という制度というわけではないので、「匿名性」の方が通りがいいように 思うよ。△「存在しない要に思う」(最終段落)→「要」はひらがなね。★「ツルモク独身寮」は窪之内氏の作だったか な。あれは、某有名家具メーカーがモデルだったね。 けいこ 先生( なら
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