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天才達と直感インスピレーション アジサイ の広場
クラシック しふ 中2 直感インスピレーションいわゆるひらめきである。  

 有名な話に、ノーベルの例がある。ニトログリセリンは、強力だが、衝撃に敏感で、すぐに大爆発してしまう。そこでノーベルは、来る日も来る日も、ニ
トログリセリンを睨み、あらゆる方法を試した。ところが、すべての実験結果は悲惨なものだった。いいかげんにやる気をなくした彼は、ふとある事に気が ついた。  

 「そうだったのか・・・ニトログリセリンは、土に含むと土ごと固まる!これを利用できれば・・・・・・」ノーベルの中にあったバラバラのピース、それらは
、新たなる要素が加わる事で、カチリと音をたてて組み合わさった。  

 あらゆる衝撃にも耐え、なおかつ強大な爆発を巻き起こす、そして、たった一つの問題は、
 

 ニトログリセリンを爆発させるような強大な衝撃を、どうすれば、好きな時に起こせるかだった。
 

 ふと、彼は思い付いた。外側から火であぶっても効果ないが、内側からならばどうか?・・・そうだ!導火線!!
 

 この時、初めて、起爆原理の基礎が完成したといえる。このように、あらゆる化学の発見は、
 

 直感インスピレーションの上に成り立つ。
 

 いや、化学だけではない。人を海に導いたもの、人に山の魅力を見せたもの、子供を、物語の世界に招待したもの、
 

 そのすべてに、直感インスピレーションはあてはまる。
 

 大発見には基礎がある。基礎を利用しなければ、新たなる発見はできない。・・・・・・・それは、しかたのない事だ・・・・・・ しかし、その基礎の全てを踏み台
にする!というのは、間違っている。基礎を最大限まで利用して、さらにそれを踏み台にするのだ。時には、基礎に逆らう事も大切だ、しかし、時には、基 礎にもとずくことも無視はできない。 つまり、逆らう、従う、のどちらにかたむくのでもなく、利用するという行為が、いままで天才達をささえてきたの ではないか?少なくとも僕はそう思っている。  

 1%のひらめきと、99%の努力、発明王トーマスは、こう述べている。発見というものは全てそうだ。 1%の直感インスピレーション
と、99%の失敗と情熱・・・・・・ 偉大なる発明家は、ひらめきをつかみとろうと死にもの狂いになり、そして、幾度も失敗する。 だけど彼らはあきらめない、情熱を燃やし、困難の壁に立ち向かう。  

 だからこそ、些細な事から世紀の発見を掴み取る事ができるのではないか? だからこそ、直感インスピレーション
、存在するのではないか? 僕、クラッシックはそう思う。  

 
                               
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