先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
家具 アジサイ の広場
ほり内 ぬり 中2  

 家具というのは、どういうものであろう。家具は簡単に言ってしまえばただの入れ物である。しかしそのただの入れ物はかなり奥深いものをひきだしてく
れる。例えば、法隆寺の「玉虫厨子」はある意味家具である。なぜか見ていると落ち着いてくる。つまり100年、200年ぐらい使用すると親しみが湧くし 何より壊れにくい。  

 確かに古いものは親しみが湧いて良い。古いものというのは、それだけ地域の人達に親しまれているということである。お寺や神社が良い例だと思う。世
界最古の木造建築物、法隆寺も、その典型的な例である。今までちゃんと地域の人々に助けられているから今の法隆寺があるのだ。つまり古いものを守るこ とは、地域の人々との交流でもある。古い物の良さというのはそういうものなのかもしれない。  

 しかし、新しい物も便利で良い。織田信長は新しい物好きだった。キリスト教を保護したり、地球儀を見て感心したりした。新しい物というのは、自分の
人生をより成功しやすくするためにあると思う。例えば新しいコンピューターで、ゲームを作ったらたちまち憶万長者になったりとか、そうこともあるかも しれない。つまり、新しいことは、自分にとってプラスになることなのである。  

 確かに、古い物も新しい物も良いが、結局大事なことは、自分にプラスになることをすることではないのか。
 

 
                                               
ホームページ