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シュート！！ アジサイ の 森 の広場
一休さん ／ わら 小4

　　 　

　一休さん 　

　「ボンボン！　シュート！！」 　

　ここは学校の地下二階にある体育館です。僕達のクラスはここで体育の授業を受けていました。先生はいきなり、 　

　「今日は始めてやる、バスケットの試合をやるぞ！！」 　

　その時ぼくは、 　

　「本当にやるのか？　それとも嘘なのか？」 　

　と思ったほどびっくりしました。しかしさすが先生でも生徒がそういうのをわかっていました。それは、試合だけれど「ミニバスケット」の試合でした。 それでみんなは、ほっとしてようやくおちつきました。ルールは一チーム三人ずつで一点シュートを決めれば勝ちです。僕は始めてなので試合はどういうの かな？　と思っているうちに先生の笛が、 　

　「ピーーーーーー終了―。」 　

　あっけなく負けてしまったのでした。しかし、まだまだ試合数はあったのです。その十一回目についにシュートを決めました。気持ちは、喜びとうれしさ であふれていました。そして先生には、 　

　「いいシュートだったぞ！！」　と何回もいわれてまるで天国みたいでした。　このような努力と力があれば誰だって少しはうまくなるのです。 　

　「ボンボン！　シュート！！」そのボールは、僕が投げたボールでした。　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　

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