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自分と全体の利益 アジサイ の広場
太一 あうけ 中3 国際感覚があるということはただ流暢に外国語を話し、付き合えるというような単純なことではありません。国際感覚を持つということは、来るべき21世 紀に生きる私たちに付いて考えることでもあるのです。国際感覚を身につけている人というのは、「自分なりの意見をきちんと持っている人」「常にステレ オタイプの発想を避けようとしている人」「海外のことだけではなく、日本に着いてもよく知ろうとしている人」「異文化と正面から向き合おうとしている 人」です。時代は、国際化時代から地球時代へと移りかわりつつあります。この変化によって地球市民としての意識が要請されるようになってきました。地 球市民とは地球上で暮らすすべての人々が人間らしく生きることを互いに保証し合うという理念によって結びつくべきものでしょう。  

 最近は他人のことを考えないいわゆる自己中である人間が増えていると良く耳にするが、これはこの考えにつながると思う。また、逆を読めば、少し前ま
では自己中である人間が少なかったということにもなる。それは僕の思うとことによると、たとえば戦後である。人々は戦争が終わって何もない上、アメリ カに占領されていた。人々は自分たちがまた平和で幸福に生きるためには、自分のことなんて考えていることなんかより、まず日本という国を立て直さなけ ればならないという意識がとても強かったのだと思う。皆の団結心があったからこそ今の日本はここまで育って、彼らにも幸福と平和が戻ってきた。結局、 自分中心に生きてはこなかったのだが、結局はある程度彼らのためになったのだと思う。しかし、今の社会を見ると、自己中心的なことから起こった犯罪や 問題が多発している。これは、もうすでに日本が十分成長して、自己中に生きていても何とかなる社会になってしまったからだと思う。  

 結局、まず自分の利益を追求するよりも、全体の利益を追求しあったほうがまず全体が良くなるし、そして結果的にはその全体に所属する個人個人にも利
益は返って来るのだと思う。                                                      
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