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結果の重要さ オナガ の広場
俊輔 あやゆ 小6

 人間の良識とは、その数が激減している動植物に対し、早急に保護の手を差し延べることである。自然保護の先進国アメリカでは、1872年、世界に先駆け
てイエローストーン国立公園を設置し、1916年には国立公園局が設置され、自然景観や動植物の保護に全国的な制度が確立、機能的に運営されて今日に至っ ている。他方日本では、1931年に国立公園法が制定され、1957年に自然公園法に変わった。  

 僕が生まれた滋賀県は、横浜や東京などの都市に比べ、田舎といえる。そんな田舎である滋賀県の中でも、僕が住んでいた所は大津(滋賀県の中心都市)
の近くで、横浜で言えば、港南台駅辺りぐらいである。港南台周辺は、家がたくさんあるが、滋賀県の場合、駅周辺が家ばかりで、少し歩いてみれば、もう 田んぼがあちらこちらにある。東海道本線で大坂に行く時も、滋賀県は田舎である。なぜなら、東海道本線が走っている所から、辺り一面田んぼという風景 は、たくさんあるからだ。田んぼの近くを歩いてみても、ヘビがたくさんいて、また、タヌキも少なくない。夜になれば、かえるの鳴き声がうるさいほど聞 こえる。それほど変えるがいるのである。  

 学校の国語や、社会の教科書で、環境に関係している所を読んでみると、年寄りの人が、「昔はいろんな虫がいっぱいいたのに、今は…………。」といっ
ているのがよくある。そこで、お母さんやお父さんに昔の頃の様子を聞いてみた。すると、よくいろいろな昆虫を採ったそうだ。例えば、カマキリ、カブト ムシなどと、昔は、いろいろな昆虫がいたということが分かった。  

 僕の学校では、毎年、瀬上の池という自然の多い場所へ、遠足にいくことになっている。瀬上の池は、まむしなど、危険な動物もたか¥くさんいる。一方
、カブトムシ、チョウなど、いろいろな虫が生きている。昼食の時にも、食べる場所から珍しい動物がたくさん見え、心が和んでくる。とても良い場所であ る。  

 僕が一番印象に残ったことがある。それは、ロサンゼルスで、カマキリをとることが禁止されていることである。東京でも、カマキリはたくさんいるのに
なぜ、ロサンゼルスではいけないのかと思う。それは、アメリカでは、自然保護の対象となっているからであるが、これは日本でいえばトキのことである。 トキをとりすぎとためにこんな事になってしまったので、僕は、あまりむやみに動物をとってはいけないということが分かった。  

 「後悔先に立たず」ということわざがあるように、人間は結果を考えずにトキなどを捕まえて保護の状態になっている。人間にとって、結果を考えてから
、何かすることが大切であるということが分かった。  

 
                                             
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