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講評題名:適応への教育名前:横浜太郎さん(あわか高1アジサイの広場
内容字数1544構成題材表現:主題:表記:"☆" いつもながら、あわか君の文章は題材の活かし方がたいへんうまい。もちろん、いろいろな題材を持っているということもあるけれど、誰にでもあるような経験談を、主題に合わせて料理するのがうまいのだね。高級食材も、身近な食材も両方使いこなして、美味なるメニューを作り上げるシェフのようだ。 今回の作文の軸は、「興味を持ってことに臨む」ということだね。学びの中で、基礎知識は不可欠だけど、今の学校教育は興味を持つ以前に知識を詰め込み、その詰め込んだ総量によって成績をつけるという傾向にあることが、批判の的になっている。ここを少し斜めから見てみよう。もし、あわか君が中学で全く電気の勉強をしていなかったとする。その状態で、無線のことを知ろうとしても、かなり難しいことにならないか? そもそも、無線に興味を持つだろうか? 成績の良し悪しはさておき、中学時代に学んだことが、何かしらのプラスになっているとは考えられないだろうか。おそらく、中学・高校の各教科の学習は、こういう点を第一に(元々は)意図されているのではないかと思うよ。ルソーの名言にもつながるだろうね。要は、その運用方法・評価方法に問題があるということだ。 まとめの「適応への教育」というのは、作文の内容によく合致しているし、これを題名にしたのも成功。今回も、よくまとまった作文だ。"☆"←無線関係のイラスト、見つからず……。 けいこ先生(なら
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