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私のコレクションは古切手! ウグイスの広場
SMILEY(^o^)あるわ小6

 私が今、集めているもの…それは、古切手。切っ掛けは、私が三年生の時ことだった。
 

 学校で給食の時間、
 

 「〇月〇日は古切手回収日です。お家から古切手を持ってきてくれた人は、下足室前の古切手回収箱に入れておいてください。よろしくお願いします。」
 

 という放送がながれた。その放送を聞いた先生が私たちに、わかりやすいように教えてくれた。
 

 「あのね、なぜ古切手を回収してるかっていうとね。古切手を集めるのを仕事にしている人がいてて、その人に学校などで集めた古切手を売ると、お金で
買ってくれるんだよ。その買ってくれたお金はどうなるかというと、世界では困っている人がたくさんいるでしょ。だから、そういう人たちを助けてあげるために古切手を売ったお金は世界各国の貧しい人々におくられるんだよ。もし家に古切手がある人は、明日持ってきてくださいね。」 

 って先生は私たちに教えてくれた。このとき、私はピンっときた。
 

 「古切手はお金にかえられるんだな。初めて知った。そしたら、一枚何円くらいでうれるんだろう?? もし、十円で売れたら、古切手十枚やったら百円や
!古切手十枚が百円で売れたらいいな。明日、家から古切手持ってこよかな~。あ、でも何枚かたまってからの方がいいな。」なんて考えていた私。お金は寄付されるのに、もどってくるとかんちがいしてたんだ。 

 そう、このときから、私の古切手集めが始った。私は古切手をより多く集めるために、親戚の家から、おばあちゃんの家から、自分の家から、集められる
限り集めた。集めて集めて、いろんな切手がいっぱい集まった。かわいいキャラクターののった切手。けっこう値段が高い切手。シリーズがある切手。変わった形の切手。変わった絵の切手。いっぱ~いあった。 

 集めているうち私はいろいろな切手を集めるのが楽しくなってしまっていて、とくにシリーズで種類がそろっている切手とかのは、寄付するのがもったえ
なく思ってきた。お母さんも、 

 「そんなに大事なものなら、コレクションにしたらいいじゃない。」
 

 ってゆってたし…私は迷いに迷って、寄付のをやめた。コレクションにしてしまったほうが、集める楽しみがあると思ったからだ。お父さんに集めた切手
を入れるファイルを買ってきてもらって、古切手集めをまた、はじめた。 三年生の春から今まで、集めた切手は四百五十枚以上だ。中には外国の切手など、けっこうめずらしいものもある。私は古切手集めをずっーとしたい。だけど、世の中には貧しく困っている人々がたくさんいる。もしかしたら、私の持っている古切手を全部売ると助かる人もいるかもしれない。もちろん、私が持っている古切手は寄付しようとは思わないけれど、そういう困っている人々を助けてあげるっていうやさしさをもっておかないといけないな。そのためにも、同じのが何枚もある古切手は寄付するようにしようかな。                    
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