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清書:父 ウグイスの広場
エガてせ中2

 最近の父親は子供と会う機会が少なくなってしまった。そのため、すこしでも会える時間は優しくしようなどと考えている人もいるはずだ。しかし、そう
いった教育がわがまま犬ならぬ「わがまま息子」を生み出してしまう。わがまま息子になるとこれまで以上に反抗してくる。そのため、父親は更に甘くする。またこのことをくりかえす。この悪循環が最近の父親に多い。 

 それならうんと厳しくすればいいのか? 皆さんは、昔、父親が家の中で一番偉かったのを覚えているだろう。何かあるとすぐ殴る。こんな家もあるだろ
う。…これで良いというのか。子供にとってすればこれほどいやなことはない。これはあまりにも民主的ではない。 

 ではどういうのが理想的なのか。甘くしすぎず、なおかつ非民主的すぎない程度が一番いいだろうか。答えは人によって違うであろう。しかし、これだけ
は言える。これは、親の問題だけではなく、大人になったとき自分がどのような親になるかである。 

 
                          
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