先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
清書:火ーーーーーー アジサイ の広場
惇平 あはえ 高1

 私達の普段使っている火は、イロリのような心を通わせるものではない。それらは便利で、ボタン一つで火を操作する事が出来き無駄がない。しかし私達
がそのような便利な物があるなかでバーベキューやキャンプファイヤーを絶えず行うのは、仲間とのコミュニケーションを求めているからではないか。“火 ”はそのコミュニケーションを取る上で一役買っているのだ。  

 最近東京電力のCMで「火を使わなくて済む台所」を紹介していたのを思い出した。○○クッキングヒーターというらしいが、なにやら磁力の変化で熱を
起こしてフライパンを温めるらしい。これはお年寄りや小さい子供にとって、とても安全で合理的な商品だ。しかしこの商品が一般化し、多くの家庭が活用 するなら、人はますます火と触れあうことが少なくなるのではないかと思う。すると火に対して間違った見方をしてしまう人も出て来るだろう。私達は便利 さを求めるあまり、“火”のもたらしてくれる温かみを忘れないようにしなければならない。  

 
                                                     
ホームページ