先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
清書:古い考えと新しい考え アジサイ の広場
A.L あそき 小6

 ものの考え方には、古い考えと新しい考えがある。この例は、いくつかある。一つは、長篠の戦だ。これは、1575年に織田信長と武田勝頼がした戦だ
。信長は、3000丁の鉄砲を使い、勝頼は、騎馬で戦った。このころの鉄砲は、弾をこめてから撃つまでに1分ぐらい時間がかかった。だから、勝頼は1 発目を撃ち終われば勝ちだと思っていた。ところが、信長は三人一組にして、一列目が撃つ間に、二列目と三列目が弾をこめる。一列目は撃ち終わったら、 後ろに行って弾をこめる。そして、二列目が撃ち、三列目が撃つ。そして、一列目が再び撃つ。これを何回も繰り返す。この戦法をとったため、信長が勝ち 、勝頼は負けた。  

 他の例は、天動説と地動説だ。ガリレオ・ガリレイが地動説を唱えて(ポーランドの天文学者、コペルニクスが地動説を唱えていた)捕まり、罰せられた話が
ある。今は、地動説が常識となっていたが、このころ(17世紀)はアリストテネスなど、昔の学者が唱えた天動説が常識となっていた。そのため、ガリレオ はローマ法王から注意をうけたが、「天動説と地動説の対話」などの本を書いたため、人々を惑わすとして宗教裁判にかけられ、地動説を唱えるのを禁止さ れてしまった。  

 僕は、人類の未来のためを思うなら、古い考えよりも新しい考えのほうがいいと思う。そうすれば、科学の世界でもなぞが解けていくからだ。
                                                     
ホームページ