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内弁慶 エンジュ の広場
むむら あめお 小5

 島に住む動物と大陸に住む動物とでは、体の大きさが違う。島はせまい。島では大きいものは小さくなり、小さいものは大きくなる。島にされた動物に見
られる、このような体の変化が「島の法則」と呼ばれるものだ。なぜ島では動物のサイズが変化するのだろう?島という環境は、敵のすくない環境である。 ゾウはなぜ巨大なのか?ネズミはなぜ小さいのか?小さければ敵の目につきにくい。ゾウやネズミは特別大きかったり小さい訳では無い。だからこそ、敵の いない環境に置かれると、大きいものは小さく、小さいものは大きくなって、ほ乳類として無理のないサイズにもどっていく。  

 『内弁慶』…それは狭い世界では強いが外の広い世界になるとめっちゃくっちゃ弱くなる、ということわざがある。
 

 このことわざは島に住む巨大動物に当てはまることだ。
 

 例えば、島に住んでいたミニ象の中では大きい象、その名も『びっくん』が居たとしよう。その象は自分の大きさをいばって、
 

 「俺はこんなに大きいんだゾー!おまえら俺の手先になるだゾー」
 

 と威張っていた。数日後、びっくんは〈中根克明サーカス団〉の象として中根克明サーカス団の団員になった。
 

 しかしびっくんは昔の島と同じように「俺はえらいんだぁぁぁぁぁぁあああ」といばっていた。しかし大陸にある
 

 中根克明サーカス団に居る他の団員の象はもっと大きい。びっくんは威張っていた所を返り討ちになってしまった。
 

 と言うのが内弁慶だ。これらとこの文は内容も、強いて言うなら登場する動物も大体同じである。これははっきり言って僕と同じだ。最近、小学生の間で
は遊●王カードという物が流行っている。単に相手の体力を0にすれば勝ち、というゲームだ。僕のクラスは遊●王カードを持ってきても良いというルール になっている。当然僕も遊●王カードを持っている。しかし、どちらかというとクラスでは弱い方だ。しかああああし、家に帰って妹と戦うと約95%  

 位の確立で勝っている。これこそ『内弁慶』ならぬ、『内むむら』である。でも、外でも弱くて、中でも弱い、そんな人ってかわいそうだね…。
 

   
                                     
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