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自然の大切さ アジサイ の広場
俊輔 あやゆ 小5

 深海魚が水族館で飼えないのは、深海に棲んでいるというのよりも深海に住んでいるために皮膚や内臓が傷つきやすい、体てこわれすい、環境の変化に弱
いという理由の方が大きい。水族館では、傷つき弱ってはいって来た魚の健康を回復させることがほとんどできないので、そこが一番弱い。だから、水温も 、比重も、水質も、明るさも、自在に調節できるようになった現在の水族館で、未解決の課題として挑戦するのにふさわしい相手だろう。  

 小学2年生のとき、学校で、僕の学区を流れている『いたち川』にすんでいる生物を育てようという事で、グループを作り、それを実行することにした。
僕のグループは、『ザリガニ』を育てる事にした。『ザリガニ』を育てるグループは、2つあった。もう1つのグループ(僕たち以外のグループ)は、大き い水槽を使って、欲ばり3匹ぐらいの『ザリガニ』を育てる事にしていた。それに対して僕のグループは、普通の水槽に1匹の『ザリガニ』を育てる事にし た。その「ザリガニ」は1つなにか(忘れてしまった)がなかった。しかし、育ててみると、案外『ザリガニ』と仲良くできた。まるで友達のように。その 『ザリガニ』は順調に育っていった。結局最後はもとに戻しておいた。このような体験をして、生物の生きる力がすごいと思った。  

 僕の家では金魚を飼っている。僕が2歳ぐらいのときに、お祭りの『金魚すくい』で手に入れた金魚らしい。初めは6匹ぐらいいたそうだが、すぐ死んで
しまったらしい。なぜすぐ死んでしまったのかお母さんに聞いてみても分からなかった。学校で環境の事に付いて勉強していって、金魚が死んでしまうわけ がわかったような気がした。それは、金魚は自然に生きていたら長く生きるだろうが、人間が、人工的に育てると、あまり長く生きないと思ったのだ。つま り、人間の手を加えると、長くは生きられないという事だ。まるで自分が博士になった気分だった。  

 僕は、生物が長く生きるためには、自然のままがいいという事が分かった。
 

 
                                                 
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