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清書:新世紀の初登山 カモメ の広場
ミート あらよ 小6

「はあはあ」
 

 と、だんだん息が荒くなり足が痛くなってきた。僕は、今山登り中だ。年は2001年。21世紀になりたての1月1日だ。場所は、長野県飯田市虚空蔵山。1130m
もある。なぜ、こんな山をこんな日に登ろうとしているのかというと2日前大叔父が  

 「ぼくは、1月1日に山を登ってみようかなぁと思っているんですかねぇ。」
 

 すると母が
 

 「私達(母&僕)も連れてって下さい。」
 

 「だいじょうぶですか?結構高くて急ですよ。」
 

 「だいじょうぶです。」
 

 と 強気で大叔父を説得した。
 

 その話をあとから聞いた僕は、
 

 おいおい、僕まで行く事になっているのか。二十一世紀の初めは、ごろごろしていようと思っていたのに、と少しいやだった。しかし、反面百年に一回しか
ない日にだからやってみたいなあ、と思った。大叔父は、最後まで「大丈夫ですかねえ。」を連発していた。結局みんなで登ることになった。  

 さっきから 同じ道ばかり歩いているような気がしたので、 「道、あってるの?」 ときいた。
 

 「もちろん。」 と、母は、言った。けれどやっぱり同じ道に思えてきた。 「まだなの?」
 

 と、いいながら、ふと顔をあげると真っ青な空が見えてきた。おもわず嬉しくなった。 上へ行くとすずしい風が額にあたって気持ちが良かった。みかんと
飲み物を食べてから、景色がよく見える所に動いた。まるで建物1つ1つがありのように見えた。 今回の山登りでわかったことは、人間がとてもちっちゃい ということだ。人間は一人一人では何も出来ないということばをよく聞くけれど今回はそれを実感した。  

 
                               
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